商品化の背景と狙い

 最近ネットビジネスでは、クライアントがインターネット上の各種サーバにアクセスする場合のポータル機能が注目されています。 例えば、企業内活動(inB)の分野ではシステムの中にばらばらに置かれた情報やサービスを従業員ごとに最適化したインタフェースで提供する「従業員ポータル」が注目されています。 また、企業間取引(BtoB)の分野では、 部品などの調達をポータル内に設置されたマーケットプレイスを通じて行うという動きが始まっています。 このようにポータルサイトが企業活動の中心的な役割を担うとともに、 市場や組織の変化への迅速な対応が重要になってきています。 さらに、情報への入り口を提供するだけでなく受け手が必要とする情報に対し動的にアクセスできる機能が求められています。

 また、iモードなどの携帯電話によるモバイルインターネットの一層の進展により、 クライアント側は処理能力が低くメモリが少ない端末を想定する必要があります。 一方サーバ側は、ASP形態によるシステム運用の需要増加に従い、拡張性やセキュリティ、頑健性とともに、 インターネットを介してASP形態でアプリケーションを貸して運用するための種々の機能が必要になっています。

 当社は、これらの動きにいち早く対応し、 ポータルサイト/モバイル/ASPシステムを構築するためのミドルウェア群によりネットビジネスプラットフォームを強化し、 ソリューションプロバイダが迅速、確実にシステム構築できるプラットフォームを提供するものです。


プレスリリース記載の情報(製品価格/仕様、サービスの内容、お問い合わせ先、URL等)は、発表日現在の情報です。予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。最新のお問い合わせ先は、東芝全体のお問い合わせ一覧をご覧下さい。