地上波デジタルテレビ放送システム分野における事業提携について

2000年11月14日

株式会社 東芝
株式会社NTTデータ

 株式会社東芝(以下、東芝)と株式会社NTTデータ(以下、NTTデータ)は、 テレビ放送局の地上波デジタル放送化に対応するシステムに関し、共同で開発、製造、 販売、保守を行うことで合意しました。

 テレビ放送局では、2003年から予定されている地上波放送のデジタル化に伴い、 設備・システムの新設、更新が行われます。この設備・システムは、IT化の進展によって、 関連する情報ネットワークとの協調や整合が従来以上に重要となり、 トータルシステムとして提供することが求められています。

 東芝とNTTデータは、テレビ放送局向けに地上波デジタル放送対応のトータルシステムを共同で開発し、 東芝は主に情報制御系(回線システム、送出システムなど)を、 NTTデータは主に情報処理系(アセットマネージメント、ネットワークなど)を担当した上で、 トータルシステムとしては東芝が提供します。
 また、当面の更新需要に対し、番組編成を行う「営放システム」と、 報道取材から送出までを一貫して行う「報道サブシステム」では、両社でシステム開発を行い、東芝が提供します。

 今回の提携によって、放送設備の国内トップメーカーである東芝と、 システムインテグレータとして国内有数の実績を持つNTTデータは、 両社の強みを融合させ、地上波デジタルテレビ放送のシステム分野においてトップシェアを目指します。


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