当社のCT開発の歴史

 当社は、1978年に日本初の全身用CT装置を発売して以来、業界のリーディングカンパニーとして、 先端技術の開発と高品質な製品の提供により世界市場での確固たる地位を築いて来ました。 特に1989年のHelical scanning、1993年のRealtime CTの開発は、 東芝の技術力を示した世界初の画期的なものでした。
 1998年には世界で初めて1回転0.5秒の高速回転スピードでスキャンする「Aquilion」の開発で世界を驚かせました。
 1998年、当社のマルチスライス開発発表で、マルチスライスCTの時代が始まりました。 当社は1999年に世界最大3万素子のマルチスライス検出器、 当社独自のMUSCOT再構成技術など世界最高のマルチスライス技術を確立し、 4スライスマルチスライスシステムの世界をリードしています。
 世界で0.5mmスライスが4スライス同時に収集可能なのは当社だけですので、 厳密な意味では、isotropicな高分解能、高画質のイメージングが可能なのは当社だけと言えます。 このため、このisotropicという言葉の普及とともに当社の4スライスマルチスライスシステムは市場で高い評価を受けるようになりました。
 今回、当社ではマルチスライスシリーズとしては2スライスシステムをリリースしますが、 来年以降、8スライス、16スライスシステムを続々と市場投入する計画です。 8スライスシステムでも、当社独自のSSMD方式の検出器を採用しますので、 16スライスシステムへのアップグレイドが可能です。


プレスリリース記載の情報(製品価格/仕様、サービスの内容、お問い合わせ先、URL等)は、発表日現在の情報です。予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。最新のお問い合わせ先は、東芝全体のお問い合わせ一覧をご覧下さい。