新製品の主な特長

  1. 当社のTLCS-900系のCISCアーキテクチャをベースに、 新たに開発した32ビットオリジナルコア「900/H1コア」を搭載することで、 外部の最大動作周波数10メガヘルツで逓倍回路により内部動作周波数20メガヘルツの高速処理動作を実現しています。

  2. 最小命令実行時間は、内部動作周波数20メガヘルツ時50ナノ秒です。 また分岐命令を除くほとんどの命令は、50ナノ秒(1クロック)で実行、 分岐命令も100ナノ秒(2クロック)で実行、ピーク時性能は20MIPSを実現します。

  3. 回路設計の最適化などにより、20メガヘルツの内部動作周波数では業界最小クラスの低消費電力75ミリワットを実現しています。

  4. リアルタイム制御用に最大4つのレジスタバンクを持ち、 高速データ処理用に8チャネルのマイクロDMA(ダイレクト メモリ アクセス)を持ち、 最大16メガバイト/秒のデータ転送を実現します。

  5. 当社のTLCS-900系16ビットオリジナルプロセッサ「900/L、900/L1、900/Hコア」と命令コード完全互換であり、 また、当社のCコンパイラによるプログラムのコード効率も良く、従来のTLCS-900系と同等です。

  6. 開発環境は、当社製RTEモデル25コントローラが使用可能です。 また簡易版RTEモデル15コントローラでも使用できる準備を進めています。


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