新商品の特徴

  1. KnowledgeMeister 情報収集

    インターネットや企業内のファイルサーバ上に存在するワープロや表計算、 プレゼンテーションをはじめ、HTMLやイメージ情報、電子メール情報、 eFilingMeister(当社ドキュメント管理ソフトウェア)で管理された情報など様々な形式の情報を定期的に収集し、 知識データベースに登録します。

    対応可能な文書ファイル:Microsoft(R) Word/Excel, PowerPoint(R), HTML, PDF, Lotus Notes(R), テキストファイル、 一太郎8/9/10、CSVファイル、DocuWorksファイル、イメージファイル(添付ファイルとして登録可能)

  2. KnowledgeMeister 知識共有

    (1) ユーザが必要とする知識に効率的にアクセスできる自然言語検索機能
    頭で思い浮かべた自然文をそのまま検索キーとして使用でき、検索結果は内容の類似度が高い順に一覧表示されます。 これまで自然言語検索として商品化されている技術では、質問文に含まれる単語を抽出し、 それらの単語の有無や頻度によって検索結果の文書の順位付けをおこなうものであったため、 「~の発売はいつ?」という日時に関する質問も「~の発売はどこで?」という場所に関する質問も区別することはできませんでした。 当社は独自に開発した日本語処理技術を採用し、質問文中の「いつ?」というフレーズから質問文が日時を重視していることを解釈し、 時間や日付が含まれている文書の優先順位を上げて検索をおこないます。 このため、質問の意図に沿った検索を可能にし、従来のキーワード検索に比べ検索結果の精度を大幅に向上させました。

    (2) 膨大な情報を階層的なまとまりに整理する分類/クラスタリング機能
    あらかじめコードを与えて文書を整理する分類機能に加え、 分類コードを与えなくても文書の意味を解析して自動的に分類するクラスタリング機能を搭載しているので、 蓄積された膨大な情報を階層的なまとまりに自動的に整理・分類することが可能です。 カテゴリの階層には自動的に表題が割り振られます。 また、カテゴリ階層の編集機能や学習機能もサポートしており、組織で活用する膨大な情報を整理する上で強力なツールとなります。

  3. KnowledgeMeister知識分析

    収集・蓄積された営業日報やアンケートなどの情報を、 業務毎の構造化ルールに基づき分析・数値化する当社独自のテキストマイニング機能により、 的確な情報判断から迅速な問題発見や意思決定の支援に効果を発揮します。
    これまでテキストマイニングと呼ばれて商品化されている機能は文書に書かれている意味内容を解釈しておらず、 単語の出現率から分布を表示したり単に文書の自動分類をおこなうだけなので、ユーザが必要な知識を発掘するのは困難でした。
    当社のテキストマイニング機能は、構造化ルールに基づく構文解析により、 日本語文における単語と単語の依存関係や意図出現、主語・述語・目的語の関係などを解釈することで、 文書の内容の解釈に基づいた分析が可能となりました。 例えば、行動を現すキーとして「発表した」「販売した」を、結果を表すキーとして「~が伸びた」「~が落ちた」を登録した構造化ルールを構築し、 そのルールに基づき文書の分析を行なうことで、 膨大な報告書の中から「~をやったら売上が伸びた」「~を行なったが売上が落ちた」といった成功事例・失敗事例における"行動と結果"の関係の洗い出しなどが可能となります。 これにより、新しい傾向や知識を発掘し迅速な意思決定を支援します。


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