開発の背景と狙い

 近年、OA機器などの高機能化にともない、多数の負荷を同時に動作させる必要が増加しています。 従来の多チャンネルのトランジスタアレイでは、 多数の負荷を同時にオンする時に発生する熱集中の問題により機器によっては全てのチャンネルを使用できず、 ディスクリート部品を採用する必要がありました。

 当社はこうしたニーズに対応するため、「TD62Sシリーズ」を開発しました。 新製品の採用により熱源の分散ができ、複合回路で構成されているため、部品点数と実装面積の削減を実現できます。 さらに、負荷の近傍にドライバを配置できるため、パワーラインが短くでき、輻射ノイズの低減にも寄与します。


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