PRTR法に対応した環境管理支援システム(ネットワーク版)の発売

2001年1月31日

 当社は、PRTR(環境汚染物質排出・移動登録制度)法に基づいた化学物質使用量の管理・報告業務をサポートし、 専任の環境管理スタフを配置していない事業所でも簡単にデータ入力や集計を行うことができる環境管理支援システム「Eco倶楽部」のネットワーク版を2月1日から発売します。

 現在流通している社内イントラネットを活用した化学物質管理システムは、主流が数百万円の価格帯です。 これに比較して、78万円(5クライアント)という低価格を実現しました。 今後、2年間で1000セットの販売を予定しています。

 PRTR法により、対象となる事業者は2001年4月から対象化学物質の排出量等の把握、 2002年4月から行政へのデータの届け出が義務付けられます。 この法律では、従来の排出規制法令と比べて広範囲の事業者が対象となっており、 各業界では対応が急ピッチで進められています。

 当社は、昨年9月にPRTRの排出量等の管理と帳票出力に特化し、 パソコン1台で使用できる環境管理支援システム「Eco倶楽部」スタンドアロ-ン版を発売しましたが、 特に中規模以上の事業所から社内イントラネット上での利用を望む声が大きいため、 今回ネットワーク版を開発したものです。

 ネットワーク版は、スタンドアロ-ン版と同じく化学物質の排出量等の管理と帳票出力に特化し、 画面・操作体系のわかりやすさ、データ入力の簡単さを実現しており、 専任の環境管理スタフを配置していない事業所でも容易に扱うことができます。 また、機能的には、現場に置かれた複数のクライアント端末からデータ入・出力を行ったり、 パスワードによりアクセスできるデータに制限を加えることができるなど、さらに充実化を図っています。

 なお、近々ネットワ-ク版に続き、 PRTR対象事業者に該当するかどうかを容易に判定することができる「簡易判定支援パッケ-ジソフトウェア」のラインナップを計画しており、 環境管理支援システム「Eco倶楽部」の一層の充実を図ります。


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