新製品の主な特長

  1. Webコンテンツ管理作業を軽減

    マスタサイトからレプリカサイトへコンテンツを自動配布するコンテンツレプリケーション機能により、 Webサーバの増加にともなうコンテンツ管理の煩わしさを軽減することができます。 FTPとの連携も可能なため、Webサーバ構築ツールなどからマスタサイトにFTP転送されたコンテンツを、 自動的にレプリカサイトに反映させることも可能です。

    File Transfer Protocolの略。ネットワークでファイル転送を行うためのプロトコル。

  2. Webサーバの性能を向上

    Webサーバへの要求を複数のWebサーバに分散させることができるため、1台のWebサーバに比べて処理性能を向上できます。 負荷の分散には、サーバの処理能力に応じた処理の割り当てができるよう重み付けのラウンドロビン方式を採用しています。 また、複数のWebページにまたがるアプリケーションのために、 同一クライアントからのアクセスを常に同じサーバに割り当てることも可能です。

  3. Webサーバの可用性を向上

    Webサーバへのリクエストを複数のWebサーバに分散させることができるため、 万一Webサーバに障害が発生しても、残りのWebサーバでサービスの提供を継続することができます。 また、各Webサーバの動作状態を監視し、障害時にWebサーバの再起動、クラスタへの再組み込みを実施します。 さらに、マスタサイトを二重化することにより、マスタサイトの可用性を向上させることもできます。

  4. 柔軟な拡張性

    最大256台のサーバでのクラスタ構成に対応し、オンライン中にWebサーバの追加/削除など、動的な構成変更が可能です。 これにより、少ない初期投資でネットビジネスを始めることができ、 将来のネットワークトラフィックの増加にも柔軟に対応できます。

  5. GUIによる容易な管理

    運用管理ツールは、JavaベースのGUIによる簡単なインタフェースを提供しています。 これにより、クラスタを構成するWebサーバの管理・運用を運用管理ツールのGUIから簡単に集中管理できます。

  6. マルチベンダ・マルチプラットフォーム対応

    Linux、Solaris、WindowsNT(R)、 Windows(R)2000のマルチプラットフォーム対応を実現しています。 これにより、異なるOSが混在したWebサーバクラスタを構築できます。

    WindowsNT(R)、 Windows(R)2000対応は2001年3月上旬予定。


プレスリリース記載の情報(製品価格/仕様、サービスの内容、お問い合わせ先、URL等)は、発表日現在の情報です。予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。最新のお問い合わせ先は、東芝全体のお問い合わせ一覧をご覧下さい。