開発の背景と狙い

 平成12年度の診療報酬改訂以降、 磁場強度が1テスラ以上の高磁場MRI装置によるMRA(MR血管撮影)やMRCP(MR胆管膵管撮影)などの特殊撮影が診療報酬の加点対象となったことが示すように、 高磁場MRI装置はその高い価値が広く認められています。
 今後高磁場MRI装置については、新規需要の拡大に加えて、 中・低磁場MRI装置の更新時期を迎えるため、更新需要の急速な拡大も見込まれます。
 一方、一般病院では、特定機能病院や地域医療支援病院などを代表とする大規模病院と比べて一般に近隣の医療機関との競合が激しいことから、 質が高く患者満足度が高い医療サービスを提供することに対して、 とりわけ高い関心があると考えられるため、静音型高磁場MRI装置に関するニーズが高いと予想されます。
 当社は、このようなニーズに対応し、 検査時の患者の負担が少ない静音型高磁場MRI装置「EXCELARTTM」シリーズの特長を継承しながら、 静音性をさらに高めるとともに、装置の導入から維持、 保守に至るまでのライフサイクルコストの抑制を実現することによってコストパフォーマンスを高めた静音型高磁場MRI装置を製品化するものです。


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