BiCDプロセスを採用したモータ用ドライバーICの新製品の発売について 2001年3月23日
当社は、プリンタやFAXなどのOA機器やFA分野などで使われるステッピングモータ駆動用ドライバーICの新製品として、 高耐圧BiCDプロセス*1の採用により消費電力を当社従来比約1/3に低減するとともに、 新開発のマイクロステップ*2デコーダを内蔵し低振動駆動と部品点数削減を実現した「TB62209F」を商品化します。 サンプル出荷は5月1日から開始し、6月より月産50万個規模で量産を開始します。 新製品は、高耐圧BiCDプロセスを採用することにより、高耐圧化(40V)/大電流(1.5A)を図るとともに、 低オン抵抗(0.5)による機器の低消費電力化を実現することができます。 また、内蔵デコーダ回路による4ビットマイクロステップ駆動の採用により、モータ制御の高精度化や低振動化を実現できるとともに、 モータ駆動用の専用マイコンが不要となるため組み込みが容易となります。 さらに、放熱板(ヒートシンク)を付けた小形のHSOP36ピンパッケージ*3を採用しておりコントロール回路とドラーバー回路を封入していますので、 装置の小形・薄形化などを図ることができます。
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