新製品の主な特長

  1. 高さ3Uのラックマウント筐体を採用

    スリムな高さ3Uの筐体に、最大11台(1台はグローバルホットスペアディスクとして使用)HDDを内蔵することができ、最大364GBの大容量を実現しています。

  2. Ultra160/m SCSIインタフェース採用

    インタフェースとしてUltra160/m SCSIを採用し、160MB/sの高速転送速度を実現しています。

  3. 多彩なRAIDレベルを実現

    RAIDの設定はディスクドライブ2台より可能(レベル0、1)で、異なった種類のRAIDレベルの混在も可能なため、RAID構成の要求に柔軟に応えることができます。 RAIDレベルは、0、1、1+0、5に加え5+0をサポートしており、それぞれのRAIDグループ毎に最大8つまでLUNを設定できます。 また、装置内で最大32のLUNの設定が可能です。

  4. データの保全性を追求した高信頼化機能搭載

    ディスクドライブのホットスワップに加え、電源装置、ファンモジュールを二重化しているため、システムの電源を落とすことなくモジュールの交換が可能です。 また、ディスクドライブのメディアエラーを未然に防ぐHDD耐障害性向上機能(下記参照)を搭載しており、安定したシステムの運用が可能です。 さらに、クラスタシステムでは当社のクラスタソフトウェア「DNCWAREClusterPerfect」との連携により、共有ディスク上のデータ破壊を引き起こす現象を回避できます。

    *HDD耐障害性向上機能
    ディスクドライブの障害を極力表面化させない機能をサポートしており、メディアエラーが発生しても記録領域の代替処理などをコントローラが自動的に行います。

    (1) 装置の電源投入時にメディアチェックを行い、エラーが検出された場合は、該当ドライブの電源を入れ直し、イニシャライズを試みます。
    (2) 運用状態で、サーバからのアクセス時にメディアエラーを検出した場合は、記録領域の代替処理を行い、エラー修復を行います。
    (3) サーバからのアクセスの空き時間に、定期的に全メディアのチェックと修復をコントローラが自動的に行います。

  5. グローバルホットスペアディスクをサポート

    11台のディスクの内、1台のディスクはホットスペアディスクとしてアサインされており、RAID設定された各論理ユニットで共通に使用することができ、効率的に信頼性を高めることができます。

  6. システムの可用性を高める優れた保守性

    前面と背面から全てのモジュールにアクセスすることが可能で、モジュールの故障時にはオンライン交換が可能になっています。 また、サポートソフトにより、RAIDレベルの設定や故障箇所の表示、管理者へのメール通知が可能となっています。

  7. マルチプラットフォーム対応

    WindowsNT(R)/2000、LinuxおよびSolarisと、オープンなOSプラットフォームに幅広く対応しています。


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