シンガポールにおける低温ポリシリコン液晶製造合弁会社設立の件

2001年4月24日

株式会社 東芝
松下電器産業株式会社

 株式会社東芝(以下、東芝)と松下電器産業株式会社(以下、松下電器)は、両社出資による低温ポリシリコン液晶パネルの製造会社設立に関する本年2月の基本合意に基づき、新会社「AFPD PTE., LTD.」(以下、AFPD)をシンガポールに設立し、5月1日から事業を開始します。 なお、AFPDの社長には、東芝深谷工場の前工場長、藤井敏昭の就任を予定しています。

 AFPDは、2002年7月の生産開始に向けて、本年5月より工場の建設を開始します。 AFPDへの総投資額は、約1,230億円を予定しており、順次生産能力を拡大していき、2003年度中には、月産生産能力5万5千枚(基板サイズ730X920mm)の世界最大の低温ポリシリコン液晶工場を実現する計画です。

 AFPDは、大型の基板サイズを活かし、ノートPC、モニター、テレビ向けなどの高性能低温ポリシリコン液晶の普及を図るとともに、広範かつ拡大する液晶市場の要求に応えていきます。

新会社の概要

会 社 名 AFPD PTE., LTD.
日本語社名:アドバンスト・フラット・パネル・ディスプレイ株式会社)
代 表 者 代表取締役社長 藤井 敏昭(ふじい としあき) 01年5月1日就任予定
現 東芝 液晶事業部長附
代表取締役副社長 吉田 昇(よしだ のぼる) 01年5月1日就任予定
現 松下電器 LCD事業グループ TVユースBU長
事業開始 2001年5月1日
所 在 地 Pte Lot A19646, Tampines Advanced Display Park, Singapore
資 本 金 設立時 25億円 (段階的増資により、2002年4月 500億円
金額はシンガポールドルからの換算
出資比率 東芝67%、松下33%
従 業 員 生産開始時約400名(2003年度月産5万5千枚時に、750名予定)
製  品 低温ポリシリコン液晶パネル
生産能力 生産開始時月産2万5千枚 基板サイズ 730X920mm
(2003年度中に月産5万5千枚を予定)


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