商品化の背景とねらい

 SDメモリカードは高度な著作権保護機能を必要とする商用コンテンツのための記憶メディアとして開発された小型メモリカードで、シリコンオーディオプレーヤをはじめ携帯電話、デジタルスチルカメラ、デジタルビデオカメラ、PDA、PC等に利用が拡大し、2001年の需要は前年の10倍の450万枚と予測されています。 一方、スマートメディアは、デジタルスチルカメラの画像記憶媒体として確固たるシェアを築いています。
 こうした中で、これらのメモリカードを使用するデジタル製品も製品分野、台数とも増加してきており、一般家庭へのノート型パソコンの普及とともに、デジタル製品とノート型パソコンとの間の画像ファイルや音楽ファイルのやり取りを、より簡便にスムーズに行いたいといったニーズも高まってきています。
 新製品はこうしたニーズに対応し商品化するもので、SDメモリカード、スマートメディアの双方に対応するコネクタとコントローラの開発を行い、世界で初めて兼用アダプタPCカードを実現しました。
 当社は、SDメモリカード開発メンバーの1社であり、同カードの利便性をさらに高めるために、対応アダプタPCカードを商品化し、デジタル機器間のブリッジメディアとして、いつでもどこでも同じデータを簡便に取り扱うことができるモバイル環境の実現に取り組んでいきます。


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