商品化の背景と狙い

 昨今、iモードなどのインターネット対応携帯電話が牽引役となり、メール、Webによる情報検索、音楽配信、電子チケット、電子マネーなど、PDAを含むワイヤレス端末を活かしたネットビジネスの形態が立ち上ってきています。 さらに、今後、IMT2000サービスの開始と無線LAN、Bluetoothの本格的な普及でワイヤレス端末がさまざまなシーンで不可欠なツールとなって来ています。
 このようにワイヤレスがインターネットに浸透しつつある状況で、ソリューションプロバイダは、端末の対象を従来のLANやWANなどのケーブル接続のPCだけを想定するのではなく、PDA、携帯電話などのワイヤレス端末も含めシステムを構築する必要が高まっています。 特に、ワイヤレスは、端末が機種間、メーカ間で、画面サイズ、解像度、記憶容量などがさまざまなことと、ワイヤレス特有の処理(切断後のセッション回復処理など)をシステム側が対応する必要があり、ソリューションプロバイダは、システム構築時にケーブル環境下のシステム開発以上の負荷がかかるようになってきています。
 こうしたニーズに対し、サーバ、ネットワーク機器、ワイヤレスミドルウェア、Bluetoothなどのワイヤレス機器で強みを持つ当社は、業界に先駆けて、これらを最適に組み合わせたワイヤレスプラットフォームを開発し、ケーブル端末とワイヤレス端末間、ワイヤレス端末同士の差異を吸収するプラットフォームを提供するものです。

参照ページ


プレスリリース記載の情報(製品価格/仕様、サービスの内容、お問い合わせ先、URL等)は、発表日現在の情報です。予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。最新のお問い合わせ先は、東芝全体のお問い合わせ一覧をご覧下さい。