世界最小クラスの新コンセプト2Wayサーバの発売について

2001年5月8日

 当社は、新コンセプトのIAサーバとして、省スペース化と拡張性を両立させ、ワイヤレスLAN機能を搭載した世界最小クラスの2Wayコンパクトサーバ「MAGNIA Z300」を商品化し、本日から営業活動を開始します。

 「MAGNIA Z300」は、幅233X奥行396.5X高さ99mmと小型化を図るとともに、マイクロタワータイプとラックタイプの2タイプをラインアップしており、用途や設置スペースに合わせて柔軟に対応することができます。 マイクロタワータイプは、本格的なサーバとしては世界最小クラスのスリムな筐体を採用し、また、縦置き・横置きが可能でフレキシブルに設置することができます。 ラックタイプは、標準ラック2Uの高さに本体を2台並列搭載することができるコンパクトサイズで、高密度実装が求められるサービスプロバイダ向けを中心とするフロントエンドサーバとして最適です。

 また、「MAGNIA Z300」は、今後、ノートPCへの標準搭載をはじめとして、モバイルコンピューティングを支える重要なインフラになると予測されているワイヤレスLANに対応し、ワイヤレスLANカードを装着するだけで、アクセスポイント機能含めたワイヤレスLAN環境を簡単に実現できます。
 「MAGNIA Z300」は、コンパクトサイズとアクセスポイント機能により、企業内の会議室やホテル、空港などの公共スペースをはじめとして、さまざまな施設からのインターネットなどへのアクセス可能なシステムやサービスを提供できます。 さらに、ネットワーク環境を新たに構築する場合に、LANの敷線工事やアクセスポイント購入などの費用も削減できます。

 「MAGNIA Z300」は、本体、拡張ディスクユニット、拡張IOユニットの3ユニット構成のモジュラーデザインを採用することによって、顧客のさまざまなニーズに最適な規模でシステム構築することができ、初期導入コストを低減できます。 また、システムの拡張が容易であるため、顧客のニーズに合わせて、SOHOシステムから大企業の部門システムに対応可能です。
 サーバ本体は、CPU(Pentium(R)III 1BGHz)最大2基搭載やRAIDコントローラ、ホットプラグ可能なディスク装置、LANインタフェース2基(2重化運用可能)など、高性能・高信頼性機能を標準装備しており、単体としても十分な性能を有しています。 また、拡張ディスクユニットを2台接続することにより、本体と合わせて最大10台のハードディスクを接続することができます。 さらに、当社ディスクアレイ装置「ArrayFortシリーズ」を接続することで、容易にディスクを拡張でき、信頼性の高いシステムを構築できます。 拡張IOユニットを接続することにより、テープ装置によるバックアップ機能の構築も可能です。

1Uは約4.45cm。


商品化の背景と狙い
新商品の概要
新商品の主な特長
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  • Pentiumは米国Intel Corporationの登録商標です。
  • Microsoft、Windows、Windows NTは、米国Microsoft Corporationの米国及びその他の国における登録商標です。


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