製品化の背景と狙い

 火を使わずに磁力線で鍋を発熱させるIHクッキングヒーター市場は急成長しており、市場規模は1998年度約5万台であったものが、1999年度約12万台、2000年度は約20万台を記録し、今年度は30万台を越えるのが確実視されています。
 この急成長の要因は、第一にIHクッキングヒーターを購入されたユーザーの満足度が非常に高いことが挙げられます。 当社が実施したアンケートによれば、使用前は不安視された「火力が弱いのでは」「燃費が高いのでは」といった課題が使用後は払拭され、さらには「掃除のしやすさ」「安全性」といった項目に対しては期待以上との評価を得ています。 この顧客満足度の高さが市場やユーザーの間で認知されたことで、市場は飛躍的に伸長を果たしました。 第二には高齢化社会に対応した商品であるということです。 火を使わないことや、消し忘れ防止機能、空焼き防止機能など安全機能が充実しているため、高齢者が安心して使用できるという特長が認められたことによります。 他にも、オール電化住宅の伸長や電気熱源のクリーンさといった要因があります。
 このような状況の中、当社は、火加減の状態がわかりづらいといった不満点を解消した新製品を発売するものです。


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