エチレン強力分解で野菜の新鮮保存を可能にした冷蔵庫の発売について 2001年7月26日
「光プラズマ鮮蔵庫」シリーズ
株式会社東芝 家電機器社(カンパニー社長:中川 惇)は、世界で初めて放電式の光触媒を冷蔵庫に搭載*1することにより、野菜の劣化を進めるエチレンガスを紫外線の作用で分解し、きれいな冷気で野菜や果物の新鮮さと栄養価を長持ちさせることのできる冷蔵庫「光プラズマ鮮蔵庫(せんぞうこ)」シリーズ5タイプ21機種を9月1日から順次発売します。 新製品は、当社が独自開発した光プラズマ強力脱臭・抗菌装置を搭載しており、野菜の劣化を進める大きな要因であるエチレンガスを紫外線と光触媒の作用によって分解し、従来の約100倍の能力で減少させる*2ため、野菜のみずみずしさや、おいしさ、栄養価を守って保存できます。 このため、エチレンガスを多く出すリンゴなどの果物も、袋などに入れずにそのまま野菜と一緒に保存することができます。 さらに新製品は、独立制御の「3室3冷却」システムを採用しており、冷蔵室、冷凍室、野菜室を個別に冷却し、それぞれの食材に適した冷やし方を可能としました。 独立制御の「3室3冷却」システムの主な特長は次の2点です。
新製品の消費電力量については、独立制御の「3室3冷却」による効率運転の実現、新型高効率コンプレッサーの採用、冷却器の効率改善などにより、昨年度比約15%の削減となり、2004年度省エネ基準達成率約140%を実現しました。 これにより、当社10年前機種*6の約1/4の消費電力量となり、業界トップクラスの省エネを実現しています。
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