従来のサーバシステム構築技術に加え、連続可用性のため障害検知メカニズムを組み込み、各コンポーネント（CPU、メモリ、HDD等）を多重化することでフォールトトレランスを実現しています。 価格も２ノード・フェイルオーバ・クラスタシステムと同等で導入でき、高い信頼性を提供しています。

Windows2000やアプリケーションからは多重化されたハードウェアの仕組みは見えないようになっています。 そのためコンポーネントに障害が発生しても、ハードウェアが障害処理を行うのでシステムは停止することがありません。 またWindows2000のアプリケーションは変更を加えることなく動作するため、システム開発コストを削減できます。さらに特別なスクリプトを作成する必要もないので、今までお使いのIAサーバと同じように管理することができます。

本製品に加えて当社ディスクアレイ装置「ArrayFortシリーズ」と、当社クラスタソフトウェア「^DNCWAREClusterPerfect」、オラクル社のRDBMS「Oracle」、マイクロソフト社のRDBMS「SQL Server」を始めとした主要ミドルウェアを揃えて、当社が２４時間３６５日連動稼動を実現する頑健なプラットフォームとして提供します。 ソリューションプロバイダはこれらの製品を本製品と組合わせて安心・確実にシステムを構築することができます。 特に「^DNCWAREClusterPerfect」と組合わせることにより、ハードウェア障害だけでなく稼動ソフトウェアに発生する万が一の異常に対しても対処できるシステムを構築することができます。

昨年７月に設立の「東芝プラットフォームテクノロジセンタ」内に「MAGNIA FTサポートオフィス」を新たに開設し、サポートサービスを提供します。 これにより当社が「MAGNIA FT5200」で構築したシステムを２４時間３６５日サポートすることができます。