四日市工場における半導体メモリーの生産調整について

2001年8月8日

 当社は、半導体メモリーの国内拠点である四日市工場(三重県四日市市)での半導体メモリーの生産を調整するために、9月下旬より四日市工場にある二つの製造棟の内、第一製造棟での生産を停止します。

 停止する第一製造棟に従事している従業員300人に関しては、主に第二製造棟のシフト勤務への従事を中心に再配置を計画していきます。

 世界的な不況のなか、半導体の需要も大きな影響を受け、特に半導体メモリーに関しては、携帯電話やパソコンといった製品分野の市場冷え込みの中、供給過剰な状態にあります。今回の生産調整は、半導体メモリー事業の再構築施策の一環です。

 四日市工場の生産能力は、月産ウェハー枚数約7万枚(8インチウェハー換算)で、第一製造棟はこの内月産約3万5000枚の生産能力を有しています。 第一製造棟での生産品目は、DRAMを中心に、線幅0.4μmのSRAMなどの半導体メモリー製品です。今回の対策に伴い、第一製造棟で現在使用している製造設備については、第二製造棟への移設、他半導体工場への転用及び、他社への売却などを検討していきます。

 今回の生産調整により、DRAMの生産能力は下記に変更する計画です。(Winbondに関しては、アウトソーシングとしての購入量)

(個数は64Mビット換算、月産)


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