開発の背景と狙い

 クレジットカード発行会社各社は、近年、急増している磁気カードの偽造などの問題を解決するために、クレジットカードのIC化を実施あるいは計画している段階にあります。 ICカードでは、国際標準仕様(ISO/IEC7816、ISO9992)が制定されるとともに、ICクレジットカードの事実上の国際標準となっている統一規格(EMV仕様)が策定されており、これらをベースに、クレジットカードブランドごとに固有のICクレジットアプリケーションの仕様をリリースしています。

 このような中、当社は、すでに実績のあるVISAブランドのICクレジットカードに加え、今回、マスターカード・インタナショナルのICクレジットアプリケーションである「M/Chip Lite」を搭載したカードを商品化することにより、金融機関やクレジットカード発行会社などの要望に応じて、両ブランドのカードを提供することが可能となります。

 なお、当社は、「M/Chip Lite」を搭載したカードの発売にあたり、「M/Chip Lite」仕様にカードが準拠していることの確認をすでにユーロペイインターナショナルで実施しています。


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