無線カード/タグ用LSIの新製品の発売について

2001年9月28日

EEPROM搭載で業界トップクラスの書き込み速度

 当社は、不揮発性メモリ(EEPROM)搭載タイプとして、業界トップクラスの2ミリ秒で情報の書き込み(当社従来品;4~10ミリ秒)、読み出しを非接触に行うことができる無線カード/タグ用LSI「T6N81」を商品化します。 エンジニアリングサンプル出荷は11月から開始し、2002年2月から月産100万個規模で量産を行います。

 無線カード/タグシステムは、無線電波を用い非接触で情報の書き込み、読み出しができるため、接点式の記憶媒体に比べ摩耗がなく、機器のメンテナンスの省力化や外部環境に強いなどの特徴があります。 また、応用分野に応じた形状をとることが可能なため、物流、入退室管理など、幅広い分野への適用が可能です。

 新製品は、伝送レートの速い短波帯(13.56メガヘルツ)に対応した無線カード・タグ用システムLSIで、ISO14443Type-Bに準拠しています。 また、複数のカード/タグをリーダライタで識別させ同時に読み取らせることのできる高速マルチリード機能(当社オリジナルプロトコル)を搭載しているので、識別効率の向上を実現でき、複数の無線カード/タグのデータ読み書きをスピーディに行えます。

ISO14443-2/3の一部に準拠


新製品の主な概要
開発の背景と狙い
新製品の主な特長
新製品の主な仕様
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