新製品の特長

  1. 省スペース設計

    制御ユニットの高密度設計と新開発の小型トランスの採用により、従来は検査室に設置しているX線高電圧装置を操作室の操作卓下に収納しました。X線高電圧装置の設置スペースが不要になったことによって、検査室の装置設置面積は当社従来装置と比べ約10%削減しており、スペースの有効活用が可能です。

  2. スムーズな動きと動作音の低減

    普及クラスでは業界で初めて、寝台の起倒動作およびスポットショット装置(撮影・透視ユニット)の上下動作にインバータ制御モータ方式を採用しており、コンピュータ制御によるスムーズな加速と減速が可能です。また、寝台の動作音と高電圧発生器からの騒音を当社従来装置に比べ1/3に低減しました。

  3. 被写体ブレの少ない高画質

    出力には高周波インバータ方式を採用しているので、低いリップルの安定したX線出力が得られます。同じX線条件でも単相方式に比べて高線量が得られるため、当社従来装置に比べて撮影時間を約1/3短縮できるので、被写体の動きの影響が少ない撮影が可能です。

  4. 一台で多彩な検査対応

    寝台部分は片持ち支持方式を採用しているので、足下のクリアランスが十分確保されています。医療従事者は、足元を気にすることなく患者に近づいて検査が行え、消化管、外科、胸部一般、そして内視鏡併用検査など多彩な検査の対応も可能です。

  5. どの起倒角度でもマガジンの着脱が可能

    セミサイドローディング方式の採用により、マガジンの交換は、寝台の立位時・水平時、また術中時など、いつでも可能です。

  6. 透視条件から撮影条件自動設定(ATR)

    迅速で的確な撮影をサポートするため、透視条件から自動的に撮影条件設定できる機能「ATR」を搭載しています。

  7. ワンタッチで撮影条件を設定

    一般撮影など4術式X6種類、合計24通りのユーザプログラムが設定できます。


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