商品化の背景と狙い

 従来、地上波のみであったテレビは、CS放送、BS放送、CATVなどにより、番組数が飛躍的に増加しています。音楽やスポーツ専門のチャンネルなど、個人の嗜好に合わせた多様な番組が放送されるようになり、デジタルメディアに録画して、個人のライブラリとして長く保存したいというニーズが高まってきています。
 そのようなニーズに応えて、当社は「デジタル」で「ディスク」にビデオ録画できる機器に必要な要素を追求した新製品「RD-X1」を商品化します。新製品は、単機能な家電ではなく、多機能で自由度の高いパソコンでもない、その中間の新たなカテゴリー(「デジタルAV」)に位置する機器であり、AVとしてリビングルームで利用できる形態をとりながら、パソコンが持つアプリケーションソフトによる多機能性や、グラフィカルなユーザインタフェースによる使いやすさを兼ね備えています。
 また、「デジタル」録画のあるべき姿を追求した結果、単に「ビデオテープ」を「ディスク」に置き換えるのではなく、録画した番組を、パソコンでファイルを移動したりコピーしたりするように簡単に扱うことができる機能が必須であると判断し、録画・再生・編集・ダビングなどの多彩なアプリケーションソフト群を搭載しています。単体のハードディスクレコーダーやDVDレコーダー、あるいはそれらを単に一体化した製品では実現できない様々な機能を楽しめます。


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