製品の背景と狙い

 99年の省エネルギー基準改正に伴い、住宅の断熱性能の向上と高気密化が全国に拡大し、健康で快適な住環境へのニーズの高まりとともに、エネルギーを電気だけで賄うオール電化住宅が年々増加しています。オール電化住宅ではIHクッキングヒーターや電気温水器などの200V機器が使用されており、200V電圧の環境も整っており、アイテム数の拡大が求められています。
 一方、洗濯乾燥機は、洗濯から乾燥まで連続して1台で運転出来るメリットから女性の社会進出や生活環境の変化、高齢化世帯の増加などによる家事労働の省力化ニーズに応えた商品として需要が拡大しています。しかし、全自動洗濯乾燥機未購入者からは、電気式での乾燥時間短縮のニーズがあります。
 このような背景から、当社は、100V電圧仕様のドラム式全自動洗濯乾燥機TW-741EX(10月1日既発売)で、高出力乾燥ユニットと高効率水冷熱交換器の採用により乾燥時間の短縮をはかり、洗濯から乾燥までの時間を従来の約240分から約30%短縮した業界トップの約170分を実現しました。
 新製品は200V電圧仕様によりヒーターのパワーを更に向上し、乾燥時間の短縮を実現、洗濯から乾燥までの時間を更に約20%短縮し約140分を実現した全自動洗濯乾燥機を商品化しました。

日本消費者協会衣類乾燥テストの衣類組み合わせ4kg時


プレスリリース記載の情報(製品価格/仕様、サービスの内容、お問い合わせ先、URL等)は、発表日現在の情報です。予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。最新のお問い合わせ先は、東芝全体のお問い合わせ一覧をご覧下さい。