IAサーバ「MAGNIA(マグニア)」のラインナップ強化について

2002年1月23日

インテル社の最新CPU「Pentium(R)III-S(1.40GHz)」を採用した
2-Wayスモールエントリサーバなどを発売

 当社は、IA(インテル・アーキテクチャ)サーバのスモールエントリクラスの強化として、CPU「Pentium(R)III-S(1.40GHz)」を最大2つ搭載できることに加え、当社独自のRAIDコントローラ「AF100C」を搭載可能なため、高い信頼性を備えた新機種「MAGNIA LiTE30」を商品化します。
 また、現行のエントリークラスの機能強化として、「MAGNIA3200」に「Pentium(R)III-S(1.40GHz)」搭載モデルを追加し、それぞれ本日から営業活動を開始します。

 「MAGNIA LiTE30」は、CPUに「Pentium(R)III-S(1.40GHz)」を搭載することが可能で、動作周波数の高速化と、2次キャッシュメモリの512KBへの強化により、性能を大幅に向上することができます。
 また、当社ディスクアレイ装置「ArrayFortシリーズ」のアーキテクチャを継承し、高い信頼性と運用・保守性を備えたRAIDコントローラ「AF100C」を標準搭載したモデルを用意しています。「AF100C」は、稼動ハードディスクの全エリアを巡回して常時チェックする「パトロール機能」を備えており、これによりアクセス頻度の低い部分の異常であっても早期に検知し、自動的に修復することや、状態の詳細をログとして残すことができるので、より信頼性の高いディスクシステムを構築することが可能です。

 さらに運用面でも、Webベースで運用状況を見守るサーバ監視ソフト「HarnessEye/web」を標準で搭載し、遠隔地の管理者端末から複数のMAGNIA LiTEサーバをブラウザ上で監視可能とするなど、システム管理者の負担を軽減することが可能です。
 同時に、「頑健性」・「力強さ」のイメージを強調するためにデザインを一新し、あわせて筐体色を黒色に変更しました。

 「MAGNIA3200」は、「Pentium(R)III-S(1.40GHz)」を搭載したモデルを用意し、動作周波数の高速化により、性能の向上を図りました。

 なお、IAサーバ「MAGNIAシリーズ」は、2002 FIFAワールドカップTMのオフィシャルサーバです。当社は、2002FIFAワールドカップTMの「オフィシャルITパートナー」として、オフィシャルスポンサー契約を締結しており、IAサーバなどのIT機器の提供などを通じ、FIFAワールドカップTMの運営をサポートしていきます。

新製品の概要

MAGNIA LiTE30

全タイプでプレインストールモデル(「WindowsNT(R)Server4.0(10CAL付)」、「Windows(R)2000Server(5CAL付)」のいずれか)またはOS無しモデルの選択が可能です。

MAGNIA3200 (PentiumIII-S1.40GHz搭載モデル)

(注) PentiumIII1GHz、PentiumIII-S1.13GHz/1.26GHz搭載モデルはリリース済み

商品化の背景と狙い

 2001年度の国内IAサーバ市場は、企業のIT化投資の着実な推進により、20%を超える成長が見込まれています。そのような中、最近では企業内の部門サーバなど、中小規模の業務システム需要に加えて、インターネットを利用した様々なネットビジネス向けの需要が拡大し、より高性能で、高い信頼性を持つサーバへのニーズが高まっています。
 当社は、こうした市場のニーズに対応するため、インテル社製最新CPUをはじめとする先端技術をタイムリーに採用することで、MAGNIAシリーズの一層のラインナップ拡充を図ります。

新製品の主な特長

MAGNIA LiTE30

  1. インテル社の最新CPU「Pentium(R)III-S(1.40GHz)」を最大2つまで搭載可能で、高速なデータ処理が可能です。

  2. ArrayFortシリーズのアーキテクチャを継承し、高信頼性、運用・保守性を備えた当社独自開発のRAIDコントローラ「AF100C」をサポートしており、ディスクの信頼性を向上しています。

  3. 最大2GBまでのECCメモリをサポートするほか、SCSIディスク装置の場合、本体内でのRAID(レベル0、1、5、10)をサポートしています。

  4. PCIカードを5枚まで搭載でき、拡張性に優れています。

  5. 「Windows NT(R) Server 4.0」「Windows (R)2000Server」といったOSのインストールや初期設定を簡単に行うことが可能な「SetupInstructor」を標準で装備し、スムーズなセットアップが可能です。

  6. 遠隔地の管理者端末からWebベースで複数のサーバの障害監視をすることができる、サーバ監視ソフト「HarnessEye/web」を標準装備しています。情報はEメールでも送信可能で、携帯電話などでも通知を受けることができます。また、ハードディスク障害予知などができ、十分なシステムの可用性を備えています。

MAGNIA3200

  1. インテル社の最新CPU「Pentium(R)III-S(1.40GHz)」を最大2つまで搭載可能で、高速なデータ処理が可能です。

お問い合わせ先

新製品に関するお客様からの
お問い合わせ先
e-ソリューション社
コンピュータ・ネットワーク
プラットフォーム事業部
TEL 03(3457)2725

「MAGNIAシリーズ」ホームページ:URL http://www.magnia.toshiba.co.jp/


  • Pentiumは米国Intel Corporationの登録商標です。
  • Microsoft、Windows 、Windows NTは、米国Microsoft Corporationの米国及びその他の国における登録商標です。


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