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CCDイメージセンサー並の高画質を実現するCMOSイメージセンサーの商品化について

2002年1月23日

業界トップレベルの高感度特性を実現した低消費電力駆動センサー

 当社は、携帯テレビ電話やノートパソコンなどに搭載されるCMOSイメージセンサーの新製品として、低リーク電流のフォトダイオードを新たに開発することにより、当社従来比で暗時出力電圧を約3分の1、感度を約2倍にしたVGAセンサー「TCM5063T」、CIFセンサー「TCM5073T」など4品種を製品化し、6月から量産を開始します。

 CMOSイメージセンサーは、CCDイメージセンサーに比べて低消費電力での駆動が可能で、新製品はCCDイメージセンサーの駆動電圧に比べて約5分の1の2.8Vの単一電圧で駆動します。また、画素を最適設計することによりフォトダイオードの面積を当社従来比で約2倍に大きくしたのに加え、ADコンバータを最適設計することで回路雑音を当社従来比約2分の1にし、CCD並みの高画質を実現しました。また、最低被写体照度3ルクスと、業界トップレベルの高感度特性を実現できましたので、低照度でのシーンにおいても低消費電力でかつ高画質の画像を得ることが可能となります。

新製品の主な概要

開発の背景とねらい

 インターネットをはじめとする情報通信インフラの整備やさまざまな情報サービスが充実する中で、今後IMT−2000国際規格である3G−PP携帯テレビ電話やインターネット上でビジュアルコンテンツを配信するケースが増えることが見込まれます。それにあわせて、各種モバイル機器のディスプレイが高精細化・高画質化になると同時に、モバイル機器に搭載されているカメラに関しても高性能化していくことが予想されます。

 新製品は、従来のCMOSイメージセンサーとは異なりCCDイメージセンサー並みの高画質を実現するものであり、各種モバイル機器の小形化や高精細化、高画質化、低消費電力化を実現することができるCMOSイメージセンサーとして開発し、商品化します。

新製品の主な特長

  1. 低リーク電流フォトダイオードの開発により、暗時出力電圧で業界最小の0.5mVを実現できました。また、画素とADコンバータの最適設計による感度向上により、CCD並の高画質を実現し、最低被写体照度3ルクスと高感度にしました。

  2. 5.4μmの正方格子セルの採用などにより、33万画素対応で4分の1インチを、11万画素で7分の1インチの光学サイズを実現しています。

  3. ADコンバータ回路・シグナルジェネレータの内蔵やリードレスセラミックパッケージの採用により、機器の小型化を図ることができ、VGA専用の信号処理用DSP「TC90A70F」、CIF専用の信号処理用DSP「TC90A81F」と組み合わせたチップセットで使用することにより、簡単にカメラシステムを構成することができます。

  4. VGAは10ビット、CIFは9ビットのデジタル出力処理に対応することで、33万画素対応/11万画素対応のCMOSイメージセンサーとしては業界トップレベルの画質を実現しています。

新製品の主な仕様

お問い合わせ先

新製品についてのお客様からの
お問い合わせ先
セミコンダクター社
システムLSI統括第一部
TEL 03(3457)2531


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