教育プラットフォーム事業合弁会社の設立について 2002年1月24日
株式会社 東芝 株式会社東芝(以下、東芝)、株式会社タカラ(以下、タカラ)および大日本印刷株式会社(以下、大日本印刷)の3社は、新しい教育プラットフォームの確立・普及のために本年2月末をめどに新会社を設立することで合意しました。 近年の学校教育における有望人材養成の必要性や、生涯教育・資格取得に対する関心の高まりなどから、個人教育市場は成長傾向にあります。 新会社の社名は、「東芝ティー・ディー・エデュケーション株式会社」です。新会社は、専用の学習機器とコンテンツを使って、視覚・聴覚・動作の三位一体で効果的な学習が図れる新しい教育プラットフォーム「EX-Pad」(エクスパッド)で、幼児向けからシルバー層向けまで幅広く教育を支援する学習方法の普及を目指していきます。具体的には、新会社は、「EX-Pad」の開発・製造および「EX-Pad」専用の教育書籍と専用の教育データを記録させたスマートメディアTMの企画・開発を行います。また、販売に関しては、2002年春から東芝の家電ルートおよびタカラの玩具ルートを中心に展開し、順次拡大していきます。 新会社に対する出資3社の主な役割は次のとおりです。
新教育プラットフォーム「EX-Pad」用学習機器は、親しみやすいクラムシェル型の形状です。機器の上に専用の教育書籍を載せるとともに、スロットに教育データの入ったスマートメディアTMを挿入し、書籍のページを「EX-Pad」に付属したペンでなぞることで、物語や音楽、学習問題、ゲームなどの幅広い分野のコンテンツを、テレビなどの外部ディスプレイに接続することなく、絵・文字と音で楽しみながら学習できる教育ツールです。 新会社では、国内の教育出版のリーダー企業である、(株)小学館プロダクション、(株)学習研究社、(株)ヤマハミュージックメディア、(株)アルク、(株)ポプラ社などとパートナーシップを組み、この「EX-Pad」を、(1)生涯教育・英語関連資格取得などの個人教育市場、(2)音楽教育・英語教育・小学校受験教育などの幼児教育市場、(3)英会話学校や資格学校といった教育市場への普及を目指していきます。 新会社の概要
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