コミュニティポータルの実証実験サービスを開始

2002年2月4日

株式会社 東芝
NeoWiz Corporation

 韓国最大のコミュニティポータルを運営しているインターネット企業であるNeoWiz Corporation(以下 NeoWiz社)と株式会社東芝(以下 東芝)は、このたび、共同で日本国内におけるコミュニティポータル「SayClub」(セイクラブ)(http://www.sayclub.jp )の実証実験サービスを本年2月5日より開始することで合意しました。

 日本国内において、家庭へのPC普及やADSLなどのブロードバンド回線の普及によりインターネットの高速常時接続環境が急速に展開しつつあります。一方、韓国では、ブロードバンド回線の普及により、すでにブロードバンドに適した新しい形のコミュニティポータルが台頭してきています。そうした中、NeoWiz社では、韓国国内において、1400万人の会員数(韓国の人口の約3割 2002年1月31日現在)をほこる、ユーザーが自由に服装や髪型などの組合わせが設定できる電子キャラクター(サイバーキャラクター)をメールやチャット参加時に表示することで、自己性を主張できるように工夫したコミュニティポータル「SayClub」を展開しております。

 東芝は、NeoWiz社と共同で、この「SayClub」で行われているサービス内容を日本国内向けにカスタマイズするとともに、本年2月5日より日本国内にて実証実験サービスを行い、日本国内での市場性を検討していきます。

 今回の「SayClub」の実証試験サービスは、日本国内における常時接続環境によるインターネット利用形態の変化に対応するとともに、若年層における固定型インターネットの利用拡大を視野に入れて展開していくものです。今後両社は、「SayClub」の実証実験サービスによる市場性の検証を踏まえ、日本での新しいコミュニティポータル事業の立ち上げについて検討していきます。

「SayClub」の特徴

(1) ユーザが自由に服装や髪型などの組み合わせが設定できる電子キャラクター
(サイバーキャラクター)を表示することで、自己性を主張できる
(2) 専用ソフトをインストールせず、ブラウザでアクセスするだけで画像や音声を使った豊かなコミュニケーション表現ができる
(3) 専用ソフト無しで、コミュニティ参加者の状態がわかる
(4) 多数のサーバで運用していながら、どのサーバにログインしているユーザとでもコミュニケーションできる。(従来の同種サービスは異なるサーバのユーザとはコミュニケーションできない)

(2)~(4)を2月5日に開始し、(1)は順次サービス開始します。

NeoWiz社 会社概要

社名 NeoWiz Corporation
代表者 朴 辰 桓 (パク ジンファン)
資本金 15億Won(2000/6 KOSDAQ上場)
所在地 ソウル市・江南区
設立 1997年7月
従業員数 157名
URL www.neowiz.com / www.sayclub.com
事業内容 オンラインサービス、SayClub(www.sayclub.com )
インターネット自動接続サービス、ワンクリック(www.oneclick.com )
オンラインゲーム自動接続サービス、Eゲームズ(www.egames.co.kr )

 NeoWiz社は2000年度に韓国のインターネット企業では始めて営業収益100億ウォンを超え、1997年6月の設立以来4年連続黒字をつづけています。
 1999年7月コミュニティポータルSayClub.comのサービスを開始しました。
 さらに、2000年11月、全世界初アバタ(サイバーキャラクター)有料サービスを展開し、韓国内で「アバタの嵐」を巻き起こしました。
 現在SayClub.comは登録会員数1,400万人(2002年1月31日現在)の韓国最大コミュニティポータルとしてのオンラインサービスを提供しております。

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