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ナレッジマネジメント支援システム「KnowledgeMeisterV2.0」の発売について

2002年9月25日

「文書管理」機能とナレッジウェアハウス構築のための機能を新規リリース

 当社は、ナレッジマネジメント支援システム「KnowledgeMeister」に新たに「文書管理」機能を追加し、文書管理とナレッジ機能を統合するとともに、ナレッジ機能のうち「知識分析」機能を大幅に強化し、次世代の企業情報分析システムであるナレッジウェアハウス(*1) 構築を可能にする「KnowledgeMeister V2.0」を本日から発売します。同時に小・中規模システムとの連携をターゲットとした新製品「KnowledgeMeister V2.0 Lite-Edition for Windows」を発売します。

 「KnowledgeMeister V2.0」で新規にリリースする「文書管理」機能は、企業内で管理・蓄積されている文書・情報を広く知識資産としても活用したいというニーズに応えるもので、すでにリリースされている「知識共有」「知識分析」というナレッジ機能とスムーズな連携ができる上、同じWebインタフェースであるため違和感なく使用できるのが特長です。また原本性保証機能を標準搭載し、文書の安全性を確保します。さらに、KnowledgeMeister V2.0 SDK(ソフトウェア開発キット) の利用により、各種システムに組み込みが可能で、JAVAインタフェースから利用できます。

 ナレッジウェアハウス構築を支援するため、新製品では、100万件のテキストデータから10万件のデータを抽出・分析可能なテキスト分析エンジンとテキスト分析SDKを搭載し、知識分析機能を強化しています。ユーザはテキスト分析SDKを利用して、大規模・高性能なテキスト分析エンジンによる傾向分析(*2)や要因分析(*3)を行うことが可能なシステムを構築できます。さらに、新製品は、XML技術の採用により、テキスト分析結果や属性データを自由に組み合わせて表示できるテキストOLAP機能を搭載します。これを利用することによりRDBベースのシステムに比べて自由でダイナミックな分析システムを短期間で構築できます。

 「KnowledgeMeister」の「知識共有」、「知識分析」などのナレッジ機能は、様々な企業システムと連携して、付加価値を提供します。これまで弊社は各種のシステムとの連携機能強化を進めてきましたが、新製品では新たに以下の製品との連携・付加価値の提供を実現しています。

WebSphere Portal(日本アイ・ビー・エム株式会社):ポータル内アプリケーションの情報等の収集・検索・分析
Oracle9iAS Portal(日本オラクル株式会社):同上
Livelink(販売元:キヤノン販売株式会社):Livelink内情報の検索機能
Ridoc Document System(株式会社リコー):Ridoc文書の検索・分析
Exchange(マイクロソフト株式会社):Exchange内情報を含む情報の検索・分析

 今後当社は、ビジネスパートナー会社の拡大と連携強化によりナレッジマネジメント市場を開拓してゆくとともに、引き続き「KnowledgeMeister」のお客様の要望に応えて機能充実と動作プラットフォームの増強を行い、本製品の販売拡大を進めます。

 本製品は、1年間に500本の販売を予定しています。

(*1) ナレッジウェアハウス: 従来、企業の基幹情報から販売情報などの大量の数値データを収集・分析するデータウェアハウスが提唱されてきましたが、こうした数値情報に加えて、ITの普及により、企業内にはアンケート、営業情報、市場情報、技術情報など多種・多量なテキスト情報が集積・利用されるようになっており、お客様の声や技術動向情報の分析などの重要性が認知されるようになっています。ナレッジウェアハウスは、こうした企業内の各種情報を収集・分析することで、企業の様々な意思決定に有用な情報を迅速に提供します。(添付図1参照)
(*2) 傾向分析(クラスタリング分析): 文章中の単語を抽出し、統計的な手法で文書をクラスタに分類します。テキストデータの全体を内容により概観できます。
(*3) 要因分析(テキストマイニング): 文章中から特に注目したい内容(例えばお客様の要望)を言語解析的手法で抽出・整理して提示します。

新製品の概要

新製品の概要
年間基本サポート料(保守,Q&A,バージョンアップサービス):価格の15%
AIXプラットフォーム向けには、"KnowledgeMeister V1.2 for AIX「文書管理」", "KnowledgeMeister V1.2 for AIX「開発キット」"が別途商品化済み

新製品の概要
「クライアントライセンス」、「動作環境」、「年間基本サポート」は、「KnowledgeMeister V2.0」と同様

商品化の背景と狙い

 現在、企業にとって、さまざまな形で存在する膨大な情報や知識を的確に分析して、迅速な意思決定をすることが経営上ますます重要となっています。このため、個々の社員が持っている経験や知的財産を収集・蓄積・整理する機能や、蓄積された情報を分析することによる新しい知識創造を支援する機能が求められており、ナレッジマネジメントへの関心が高まっています。弊社は、「情報収集」「知識共有」「知識分析」「知識蓄積」の4つの機能により、収集、共有、活用といった知識活用のサイクルを支援するナレッジマネジメント支援システム「KnowledgeMeister」を2001年に製品化し、幅広い業種、業務でご利用いただいています。今回、発売を開始する「KnowledgeMeister V2.0」は、以下のニーズに対応した製品です。

<ナレッジ機能を有する文書管理システム>
有用な価値ある情報や文書を蓄積・管理しながら、より広い場で活用したい

<ナレッジウェアハウスの実現>
お客様の声など社内のテキスト情報と製品売上など基幹システムの数値情報を統合利用して意思決定を迅速化するナレッジウェアハウスを実現したい

新製品の主な特長

<KnowledgeMeisterV2.0>

1. 「文書管理」機能を新規追加することにより文書管理機能とナレッジ機能を統合
従来のKnowledgeMeisterの「情報収集」「知識共有」「知識分析」「知識蓄積」機能に加え、新規に「文書管理」機能を「KnowledgeMeister」の機能ラインアップに追加します。「文書管理」機能は、文書管理の基本機能(登録、版管理、キーワード検索、一覧、イメージ表示、編集、削除)に加え、原本性保証機能(文書の暗号化保存、改竄防止機能)を標準でサポートし、マニュアル、記録、データ、外部資料など種々の企業内文書を安全にかつ体系的に管理することを可能とするものです。「文書管理」機能は、他のナレッジ機能と同様にWeb インタフェースで動作するため、違和感なく使用でき、また、他のナレッジ機能と連携することにより、登録された文書の共有や分析が可能となり、知識の活用を促進します。
また、システムインテグレータ向けに提供するKnowledgeMeister V2.0 SDKには、文書管理用開発キットが含まれており、JavaのAPIで利用できる文書管理サーバを部品として利用することができます。本SDKにより、容易に文書管理機能を有するシステムを開発したり、他のKnowledgeMeisterのナレッジ機能と組み合わせたりすることができます。
   
2. 大規模・高性能なテキスト分析機能によりナレッジウェアハウスの実現を強力に支援
ナレッジウェアハウスでは、企業に集積する多種・多数のテキスト情報を蓄積・分析します。「KnowledgeMeister V2.0」には、この実現を強力に支援する大規模・高性能なテキスト分析エンジンと、システム構築を可能とするテキスト分析SDKが強化・搭載されています。「KnowledgeMeister」は、傾向分析(クラスタリング分析)と要因分析(テキストマイニング)の2種類の分析手法を備えています。「KnowledgeMeister V2.0」では、傾向分析用のSDKを新規搭載し、2つの手法を同様な方法で利用できるインタフェースを提供しています。100万件のテキストデータを対象とし、10万件のデータを抽出・分析することが可能で、大規模な顧客管理システムや営業支援システムなどでの利用が可能です。
   
3. XML技術の導入により、クラスタリング分析・テキストマイニングを統合したテキストOLAP機能を提供
クラスタリング分析やテキストマイニングの結果を活用する際には、その結果を様々な角度から組み合わせて見ることが効果をあげる上で非常に重要です。「KnowledgeMeister V2.0」の知識分析SDK は、クラスタリング分析とテキストマイニングの分析結果を自由に組み合わせて提示できるテキストOLAP機能を提供しています(添付図2参照)。これにより、アンケート結果から製品毎にクレーム・改善要望を抽出し、分類表示するといったインタフェースを容易に構築することができます。テキスト分析結果は、XML化され、テキストOLAP機能がXMLデータを動的に集計・表示する方式を採用しているため、RDBベースのシステムに比べて、軸の組み合わせが自由でダイナミックなシステムを、短期間(従来、分析アプリ開発には約5人月を要していたものが、最小限のGUIテンプレートの修正の場合0.1人月)で構築することが可能になります。
   
4.

アプリケーション連携の強化
「KnowledgeMeister」は、既存の様々なシステムやソフトウェアと連携して、各種ナレッジ機能を提供するというコンセプトの下で開発されています。「KnowledgeMeister V2.0」では、新たに以下の製品との連携機能を追加、実現しています。

WebSphere Portal(*4)連携機能:WebSphere Portalの画面からKnowledgeMeisterを利用可能です。ポータル内アプリケーションの情報などを収集・検索・分析することにより、ポータルのナレッジ機能拡張を実現します。
Oracle9iAS Portal(*5)連携機能:Oracle9iAS Portalの画面からKnowledgeMeisterを利用可能です。ポータル内アプリケーションの情報などを収集・検索・分析することにより、ポータルのナレッジ機能拡張を実現します。
Livelink(*6)連携機能:Livelinkと連携することでLivelink内に蓄積された文書に対して、KnowledgeMeisterの自然言語検索、文字列検索、関連文書検索機能の利用が可能になり、求める情報への素早いアクセスを可能とします。
Ridoc Document System(*7)連携機能:Ridoc Document Serverに蓄積されたRidoc文書をKnowledgeMeisterで収集可能となり、Ridoc文書の検索や分析などのソリューション連携を実現しました。
Exchange(*8)連携機能:Exchange内の情報をKnowledgeMeister「情報収集」機能により収集可能となり、メイルや各種文書などExchange内の情報を含む情報の横串検索や分析ができるようになりました。

(*4) 日本アイ・ビー・エム株式会社,(*5) 日本オラクル株式会社,(*6)製造元:Open Text Corporation 販売元:キヤノン販売株式会社,(*7) 株式会社リコー,(*8) マイクロソフト株式会社

   
5. 開発キットの強化
KnowledgeMeister V2.0 「開発キット」では、従来提供していた「情報収集開発キット」、「知識共有開発キット」に加えて、新規に「知識分析開発キット」、「文書管理開発キット」を提供いたします。

<KnowledgeMeister V2.0 Lite-Edition>

 KnowledgeMeisterをMFP(Mulit-Function Printer、複合機)を使った小・中規模システムなどと連携して手軽に利用したいというお客様の声に応じて、KnowledgeMeister V2.0から中心的な機能を取り出して製品化されています。

搭載機能:

(1) KnowledgeMeister V2.0の「知識共有」機能
・知識データベース数は3個まで
(2) KnowledgeMeister V2.0の「情報収集」機能
・ファイル(Word,PowerPoint,PDFなどの文書ファイル)収集とRidoc文書の収集が可能

KnowledgeMeister V2.0へは、アップグレードが可能です

お問い合わせ先

お客様から商品に関する
お問い合わせ先
e−ソリューション社
コンピュータ・ネットワーク
プラットフォーム事業部
TEL 03(3457)2725
新商品情報は「KnowledgeMeister」のホームページ(http://km.toshiba.co.jp/)でも提供します。


添付図1:ナレッジウェアハウスの構成概念図
添付図1:ナレッジウェアハウスの構成概念図
ナレッジウェアハウスは、企業システムの数値データを対象として収集分析するデータウェアハウスと企業内に蓄積されたテキスト情報を収集分析するテキストウェアハウスを統合・インテリジェント化した企業システム
KnowledgeMeisterはテキスト分析機能を提供します。

添付図2:要因分析(横軸)と傾向分析(縦軸)の内容表示画面((1)、(2))ならびにテキストOLAP画面((3))
添付図2:要因分析(横軸)と傾向分析(縦軸)の内容表示画面((1)、(2))ならびにテキストOLAP画面((3))


  • Microsoft、Windows、Windows NT、Exchangeは米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標です。
  • Netscapeは米国Netscape Communication Corporationの米国およびその他の国における登録商標です。
  • AIX、WebSphereはIBM Corporationの米国およびその他の国における登録商標です
  • Oracle9iAS PortalはOracle Corporationの米国およびその他の国における登録商標です。
  • Ridoc Document Systemは、株式会社リコーの日本およびその他の国における登録商標です。
  • Livelinkは、Open Text Corporationの米国およびその他の国における登録商標です。
  • KnowledgeMeisterは株式会社東芝の日本における商標です。
  • その他、本文中の商品名称はそれぞれ各社が商標として使用している場合があります。


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