ベリタス製品と組み合わせたストレージ管理ソリューションを提供し、東芝がITプラットフォームサービスを強化

2002年11月26日

東芝ディスクアレイ装置「ArrayFortシリーズ」が
米国ベリタスソフトウェア コーポレーションの認証を取得

株式会社 東芝
ベリタスソフトウェア株式会社

 株式会社 東芝(以下、東芝)は、情報システムの基盤部分であるITプラットフォームを、ライフサイクル全般にわたってワンストップでトータルサポートする「ITプラットフォームサービス」の強化として、ディスクアレイ装置「ArrayFortシリーズ」において、米国ベリタスソフトウェア コーポレーション(以下、米国ベリタスソフトウェア)の認証を取得し、ベリタスソフトウェアの各種ストレージ管理ソフトウェアと組み合わせたストレージソリューション提供を開始します。

 東芝は、本年10月に、IT技術の進歩と利用形態の多様化により高度化・複雑化する顧客のITプラットフォーム全般に関して、診断から、企画・設計、構築・展開、運用・監視・保守までをワンストップでトータルサポートする「ITプラットフォームサービス」を開始し、展開しています。そのストレージサービス強化のため、ディスクアレイ装置「ArrayFortシリーズ」において、米国ベリタスソフトウェアの『VERITAS EnabledTM Program(ベリタス イネーブルド プログラム)』*1に基づき認証作業を進めてきましたが、この度、最上位モデル「AF3500」とベリタスソフトウェアのストレージ管理ソフトウェア「VERITAS Foundation SuiteTM HA for Solaris」*2の組み合わせについての認証作業を完了し、本組み合わせに関して米国ベリタスソフトウェアの認証を取得しました。
 これにより東芝は、「ITプラットフォームサービス」において、SAN対応の「ArrayFortシリーズ」とベリタスソフトウェアのストレージ管理ソフトウェアを組み合わせて、ニーズが急速に高まりつつある、データバックアップ、SAN構成・リソース管理、ディザスタリカバリなどに対応した最先端でロバストなストレージソリューションを提供していきます。

 東芝は、本年8月にベリタスソフトウェア株式会社(以下、ベリタスソフトウェア)とパートナー契約を、さらに10月に米国ベリタスソフトウェアと『VERITAS Enabled Program』契約を締結し、販売及びサポート面での協業を進めてきました。今回の認証取得を第一弾として今後は、中位モデル「AF1500」での認証取得など、対象を広げていきます。また、販売面においても、東芝とベリタスソフトウェアは、急成長するストレージ市場での販売拡大のため、共同でプロモーションやマーケティング活動を行うことによりさらに協業関係を深めていきます。

*1 ベリタスソフトウェア製品との相互運用性のあるストレージソリューションを開発、検証、サポートするためのワールドワイドの戦略的プログラム。
*2 論理ボリューム管理ツール「VERITAS Volume ManagerTM」とジャーナルファイリングシステム「VERITAS File SystemTM」を統合した「VERITAS Foundation SuiteTM」に、クラスタリングソリューション「VERITAS Cluster ServerTM」を組み込んだ製品。

製品とソフトウェアの特長

 東芝の「ArrayFortシリーズ」は、ミッドレンジクラスのストレージでありながら、ハードウェア制御の装置内ミラーリング機能によるサーバに負荷をかけないバックアップや、装置間ミラーリング機能によるディザスタリカバリを高速かつ高い信頼性で提供します。さらに、Solaris、AIX、Linux、WindowsNT(R)/Windows(R)2000といったオープンな環境に対応するマルチプラットフォームを特長とします。「ArrayFortシリーズ」を同じくオープンな環境に対応するベリタスソフトウェアのストレージ管理ソフトウェアと組み合わせることにより、様々なOS、ミドルウェア環境での高速で高信頼なSAN/ストレージソリューションを実現します。

 ベリタスソフトウェアは、業界最高レベルのストレージの仮想化、ハイアベイラビリティならびにデータ プロテクション用のソフトウェアを提供しています。『VERITAS Enabled Program』は、ソフトウェア、サーバおよびストレージ装置との相互運用性を確実にし、幅広いソフトウェアおよびハードウェアベンダーからの統合ストレージソリューションの提供を実現します。今回の東芝による『VERITAS Enabled Program』の認証取得は、同社が提唱する「VERITAS Adaptive Software ArchitectureTM(ベリタス アダプティブ ソフトウェア アーキテクチャ)」に基づく相互運用性と柔軟性の高いオープンな環境に東芝のハードウェア製品を組み込むことができるようになることを意味しています。

複雑さの増すデータ管理の効率を高め、ビジネス環境やテクノロジの著しい変化に柔軟に適応し、企業の競争力を高めるストレージ・ソリューション・アーキテクチャ。『VERITAS Enabled Program』は、この『VERITAS Adaptive Software Architecture』のキーコンポーネント。

ベリタスソフトウェア株式会社について
 米国ベリタスソフトウェア コーポレーションの日本法人で、日本におけるベリタス製品の販売及び、コンサルティングや教育コースなどの提供を行っています。

住所 〒100-0011 東京都千代田区内幸町2-2-2
代表取締役社長 上村 美喜男
ホームページ http://www.veritas.com/jp

米国ベリタスソフトウェア コーポレーションについて
 36カ国5,700名の従業員数と、売上高15億米ドル(2001年)を誇るベリタスソフトウェアは、世界のソフトウェア会社のトップ10にランクインしています。 ベリタスソフトウェアは、データ保護、ストレージ管理、ハイ アベイラビリティおよびディザスタ リカバリ用のストレージソフトウェアのリーディングカンパニーであり、フォーチュン誌が選ぶ企業ランキング上位500社の86パーセント以上の企業に採用されています。

本社所在地 350 Ellis Street, Mountain View, CA, 94043
ホームページ http://www.veritas.com

東芝について
 株式会社 東芝は、情報・通信システム、社会システム、重電システム、デジタルメディア、家電製品、電子デバイスなどの事業を展開しています。各事業分野において最先端の技術を幅広く有し、ノートPCや携帯電話、デジタルテレビ、DVD等のコンシューマ製品において豊富な実績と高い競争力を持っています。また、ソリューション事業にも注力しており、当社の蓄積した最新のICT(Information and Communication Technology:情報通信技術)を活用し、さまざまな知恵とソリューションを顧客とともに作り上げる『協創(Collaborative Innovation)』の姿勢に基いて提供しています。

住所 〒105-8001 東京都港区芝浦1-1-1
取締役社長 岡村 正
ホームページ http://www.toshiba.co.jp

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株式会社東芝 
e-ソリューション社
TEL 03(3457)2725
ベリタスソフトウェア株式会社
営業本部
TEL 03(5532)8241


  • VERITAS、VERITAS SOFTWARE、VERITASのロゴ、およびその他のベリタスソフトウェア製品は、ベリタスソフトウェア コーポレーションが米国およびその他の国において所有する商標または登録商標です。
  • AIX は、米国における米国 International Business Machines Corporation の登録商標です。
  • Solaris は、米国 Sun Microsystems, Inc. の登録商標です。
  • Windows、Windows NT は、米国およびその他の国における米国 Microsoft Corporation の登録商標です。
  • Windows(R) の正式名称は、Microsoft(R)Windows(R) Operating System、Windows NT(R) の正式名称は、Microsoft(R) Windows NT(R) Operating System です。
  • ArrayFortは、株式会社東芝の商標です。
  • その他の商品名、会社名、団体名は、各社の商標または登録商標です。

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