業界最高の読み取り速度を実現した卓上型OCR新製品の発売について 2002年12月2日
当社は、卓上型OCR(光学式文字読み取り装置)の新製品として、業界最高の読み取り速度160枚/分*1を実現するとともに、独自開発の帳票給紙・搬送機構により、クリアフォルダに挟んだ帳票や、厚紙にも対応した「OCR2000iモデル3000」を商品化し、本日から発売します。 新製品は、高速CCDラインセンサーの採用により業界最高の160枚/分*1の読み取り速度を実現するとともに、カラーイメージについても現行モデルの2倍以上の速度で取り込むことができ*2、高速性を追求しています。また、新たに開発した帳票給紙・搬送機構により、クリアフォルダに挟んだ帳票や、3枚重ねのシーリングはがきなどの厚紙、ノーカーボンB紙などの薄紙に対応可能で、データ入力の業務効率を大幅に向上することができます。 新製品では、ハードウェアの予防保守を行うリモート監視サービスと認識状態の監視、アップデート用ソフトウェアの送付を行うリモート運用管理サービスなどを提供し、導入から運用まで顧客の業務をトータルに支援していきます。 なお、当社は、本モデル用に開発した高速イメージスキャナ「S3000」について、システムベンダーやシステムインテグレータ向けに、スキャナ単体での販売も行ないます。
新製品の概要 商品化の背景と狙い 近年、金融分野の統合再編や地方自治体の合併の動きにより、大量かつ多種の帳票を短時間で入力するニーズが高まり、OCRにはさらなる高速化と多様な帳票への対応が求められています。また、業務の効率化のため帳票の電子化が広がる中でOCR専用帳票以外の様々なサイズや紙厚、紙質の帳票やカラー帳票をOCR化したいという要求も高まっています。 当社は、こうした市場のニーズに応えるため、卓上型OCRとして業界最高速の読み取り速度、多様な用紙に対応する安定した帳票給紙・搬送性能、カラー帳票の読み取りなどを実現した「OCR2000iモデル3000」を商品化し、OCRの適用範囲を拡大することで、さらなる拡販を図っていきます。 新製品の主な特長
新製品の主な仕様
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