帝国データバンクと東芝および日本ベリサイン政府電子入札に対応した特定認証業務で提携 2003年2月17日
株式会社 帝国データバンク 株式会社帝国データバンク(東京都港区、代表取締役社長 後藤 信夫;以下、TDB)と株式会社東芝(東京都港区、取締役社長 岡村 正;以下、東芝)および日本ベリサイン株式会社(東京都中央区、代表取締役社長兼CEO 川島 昭彦;以下、日本ベリサイン)の3社は、政府認証基盤(GPKI)に基づく電子入札に対応した特定認証業務において業務提携いたします。 特定認証業務の運営において2001年以来の実績とノウハウを持つTDB、電子政府案件で多くの開発実績を持つ東芝、そしてPKIベンダーとしてトップシェアを誇る日本ベリサインの3社が提携することにより、安定した信頼性の高いサービスの提供を実現いたします。 このたび、3社提携による展開の一環として、TDBは2003年4月開始予定の国土交通省の電子入札コアシステムに対応した電子証明書を発行する特定認証業務「TDB電子認証サービスType A」をスタートいたしました。「TDB電子認証サービスType A」において、東芝はPKI/ICカードシステム「TARGUSYSR(ターガシス)」をベースにした電子入札カード発行システムを、日本ベリサインは認証局ソリューション「VeriSign OnSite(ベリサイン オンサイト)」を、それぞれ提供し、TDBが政府認証基盤で利用できる電子証明書(ICカード)を発行いたします。これにより、電子入札参加企業は「TDB電子認証サービスType A」にて発行される電子証明書 (ICカード)を用いて、インターネット経由で日本全国から安全に入札に参加することが可能となります。 「e-Japan戦略」に向けて、2003年は電子自治体構築プロジェクトが各地で活発化することが予想されます。今後3社は、全国の地方自治体で展開される電子入札はもとより、拡大が期待される民間企業間の電子契約や電子調達など広範囲の電子商取引において、ネットワーク社会におけるインフラを提供するビジネスを展開するよう協力してまいります。 各社のサービス概要 帝国データバンク「TDB電子認証サービスTypeA」 国土交通省の電子入札は2003年4月から 「電子入札コアシステム」に移行される予定ですが、同システムは、財団法人日本建設情報総合センター(JACIC)などが中心となって設立された「電子入札コアシステム開発コンソーシアム」により開発された複数の公共発注機関に適用可能な電子入札システムです。2003年4月からの国土交通省の電子入札に参加するためには、電子入札コアシステム対応認証局から発行された新しい電子証明書(ICカード)が必要です。「TDB電子認証サービスTypeA」は電子署名法に基づいた特定認証業務の認定を受けた認証局(CA)として、「電子入札コアシステム」に対応した電子証明書(ICカード)を発行するサービスです。
東芝「TARGUSYS(ターガシス)」 東芝PKI/ICカードシステム「TARGUSYS(ターガシス)」は、利用者本人を認証するために電子証明書およびICカードを利用した企業向け利用者認証システムです。電子認証局(CA)から発行された電子証明書は利用者個人のICカードに格納され、ICカードに格納された電子証明書を使って、利用者のシステムログイン・ネットワークアクセスの確実な本人認証が可能になります。「TARGUSYS」は、認証局と連携した証明書・ICカードの統合発行管理機能、および、利用者操作ミス防止機構を施したICカードの提供により、初期発行・更新・再発行、および、利用者操作ミス問合せ対応における管理者の負荷・負担が軽減されます。
日本ベリサイン「VeriSign OnSite」 日本ベリサインのマネージドPKIサービス「VeriSign OnSite」は、数百ユーザから数百万ユーザ規模までの認証局の運用にも柔軟に対応可能な国内でも豊富な実績を誇る認証局構築のアウトソーシングサービスです。VeriSign OnSiteを導入する事により、企業・団体・組織は迅速かつ容易にPKIを導入し、PKIバックボーンの設計/構築/運用にかかるコストの削減が可能になります。 お客様からのお問い合わせ先 株式会社 帝国データバンク 株式会社 東芝 日本ベリサイン 株式会社
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