石窯のように本格オーブン料理ができるフラットオーブンレンジの新製品発売について

2003年3月19日

「カフェごはん」レシピに合わせた調理コースを搭載

オーブンレンジ ER-A6

 当社は、石窯のような本格オーブン機能を搭載した「石窯オーブン」シリーズの新製品として、ターンテーブルのないフラットな庫内とすることにより、食器などを置く有効面積を当社従来機種*1の1.7倍に拡大した中容量(22L)タイプのオーブンレンジ「石窯オーブン ER-A6」を商品化し、4月16日から発売します。

 新製品は、「石窯オーブン」の従来モデルと同様に、庫内に多量の遠赤外線を発生させるコーティングを施し、食品を内部から効率的に加熱できるため、表面はこんがり、内部は水分を保ってふんわりと、美味しいオーブン料理を作ることができます。

 また、カフェのランチプレートのような創作料理を調理することを想定し、お米と料理用の食材を耐熱容器に別々に入れ、レンジでご飯とおかずを同時に調理する「カフェごはん」コースを搭載しています*2。炊飯器を使わず手軽にできるまぜご飯やオリジナルの煮物料理などを取扱説明書で紹介しています。
 さらに、パスタをゆでながらソースを作る「パスタ」コースも搭載しています。

*1 当社従来機種ER-V5との比較。
*2 カフェのランチプレートなどでも一般的な、ごはんにオリジナルのシンプルなおかずを組み合わせる料理(いわゆる「カフェごはん」)に適したコースとなっています。取扱説明書にレシピの例(「豚と厚揚げのピリ辛四川風&桜海老ごはん」など4品目)を紹介しており、材料の分量を合わせることにより、オリジナルのメニューも調理できます。

新製品の概要

新製品の概要

商品化の背景と狙い

 オーブンレンジの2003年の市場は、買い替え需要を中心にほぼ前年並みの約270万台が予測されます。そのような中、オーブンレンジの購入にあたっては(1)オーブン加熱室の広さ、(2)使い勝手、(3)あたため性能、(4)オーブン性能を重視するユーザーが多い傾向にあります(当社調べ)。
 このようなニーズに対応して当社は、ターンテーブルのないフラットオーブンを採用し、オーブン加熱室の有効面積を拡大しました。また、家庭の電圧変動を補正して連続900Wの高出力を実現するVFインバータを採用するとともに、遠赤外線の効果を取り入れたオーブン加熱を実現しました。
 また、最近では、カフェのランチプレートのような創作料理を手軽に作りたいという要望もあり、広い庫内を利用してごはんとおかずを同時に調理するコースを搭載した新製品を商品化するものです。

新製品の主な特長

1. 広々使えて、掃除しやすい「ターンテーブルの無いフラットオーブン」
広々と使え、掃除がしやすいようにターンテーブルがないフラット庫内を採用しました。
食品を加熱する電波をフラット底面の下方から、回転するアンテナによって360度の方向に照射するので、ターンテーブル付きの従来製品と同レベルの加熱が可能です。
   
2. 「カフェごはん」「パスタ」専用のコースを搭載
カフェのランチプレートなど、ごはんにオリジナルのシンプルなおかずを組み合わせた料理、いわゆる「カフェごはん」をつくる専用コースを搭載しています。耐熱容器でごはんを炊きながら、別の耐熱容器でおかずを一緒に料理できるので、時間の節約にもなります。
また、耐熱容器でパスタをゆでながらソースを作るコースも設けました。
(カフェごはんコースについて)
付属の取扱説明書に記載しているレシピの材料、分量、手順に従って、ごはんとおかずを同時に料理します。取扱説明書では、「豚と厚揚げのピリ辛四川風&桜海老ごはん」「鶏と豆の豆乳シチュー&ヒジキペッパーライス」「豚のみぞれ煮&しょうがごはん」「グリーンピースのキーマカレー&サフランライス」の4品目を紹介しています。
   
3. 遠赤外線効果でオーブン料理がこんがり、ふっくら「石窯オーブン」
庫内の壁に遠赤外線を多量に発生するセラミックを含有する塗料をコーティングしました。石窯のように遠赤外線で食品を包み込むように焼き上げることにより、表面はこんがり、内部は水分を保ってふんわり、本格的なオーブン料理を作ることができます。
   
4.

その他の特長

素早くあたためるインバーター連続900W加熱
赤外線センサーで食べごろにあたためる
一定時間操作しないと自動で電源をオフするオートパワーオフ機能
オーブン加熱室のコーティングは脱臭触媒つき

新製品の主な仕様

新製品の主な仕様
*1 250での運転時間は約10分間です。
その後は自動的に200に変わります。発酵の温度は38です。

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クッキングハウスホールド
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TEL 03(3457)3565


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