東芝と日本IBMがナレッジ企業情報ポータル分野において協業 2003年5月21日
株式会社東芝 株式会社東芝(本社:東京都港区 取締役社長:岡村 正)と日本IBM株式会社(本社:港区 代表取締役社長:大歳 卓麻)は、東芝のナレッジマネジメント支援システム「KnowledgeMeister(ナレッジマイスター)」とIBMの企業情報ポータル構築用ソフトウェア「WebSphere(ウェブスフィア)Portal」を連携させたナレッジ企業情報ポータルソリューション分野において協業することで合意しました。 本協業に基づき、東芝は、「KnowledgeMeister(ナレッジマイスター)」と「WebSphere(ウェブスフィア)Portal」を連携させたナレッジ企業情報ポータルソリューションを開発し、本日より販売活動を開始します。また、両社で販売促進活動を行ない、ソリューションの普及を図っていきます。 企業情報ポータルシステムは、企業の内外に存在する情報・知識・アプリケーションを、ユーザーの画面上に集約して表示することで、社内外情報資源の活用を効率化するための仕組みです。今回の協業は、東芝の持つ高度なナレッジマネジメント技術と、企業ポータル市場で高いシェアを持つ日本IBMが、それぞれの製品を組み合わせることで、意志決定や業務遂行の質とスピードを向上させるソリューションの提供をめざしています。 従来、情報検索する場合は、SFAやERPなどのシステムをそれぞれ起動し、そのシステム毎に検索作業をおこなっていましたが、東芝の「KnowledgeMeister」とIBMの「WebSphere Portal」と組み合わせることで、各システムの情報を統一されたインターフェース上で、一括検索することが可能となるため、効率的に情報を入手することができます。 今後、両社は、マーケティング活動やセミナーなどの販売促進活動を共同で行い、また、技術相互支援を強化することで、ナレッジ企業情報ポータル市場をさらに開拓していきます。 「KnowledgeMeister」について 企業内外の情報を収集し知識として蓄積した上で、膨大な情報の中から本当に役立つものを抽出、分析し、新しい知識の創造を支援します。企業における、人、物、金、情報に続く第5の経営資産として"知識"を管理し、迅速な意思決定と企業の競争力を高めます。 「IBM WebSphere Portal」 について B2E/B2C/B2Bの様々な企業ポータル構築に必要な機能と柔軟で堅固な開発・実行環境を提供する企業ポータル構築用ミドルウェアです。オープンなポータル・フレームワーク、既存・新規のアプリケーションやコンテンツとの統合、コラボレーション(協同作業)など、幅広い仕組みと機能を提供します。 お問い合わせ先
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