北九州工場における開発・評価センターの竣工について 2003年6月20日
当社は、アナログIC*1、光半導体*2事業の開発体制強化を図るため、北九州工場内に「北九州開発・評価センター」棟の建設をすすめておりましたが、このたび完成し、本日、竣工式を行いました。 当社では、北九州工場をアナログIC・光半導体の開発・製造をスルーしたハブ拠点と位置付けています。本センターの完成に伴い、横浜・川崎からアナログICのプロセス開発機能の一部を移管し、プロセス開発機能と製造機能を集約することによって、アナログ半導体製品の開発から市場投入までの期間短縮を図り、開発効率の向上をめざします。また、工場内にある光半導体の開発機能も本センターに集結します。 半導体では、デジタル化が進行し、LSIの高集積化に伴って一つのシステムが1チップ上に搭載されるSoC(システム・オン・チップ)へのニーズが高まっています。一方、SoCのデータ入出力のインターフェイスを担うアナログICの重要性が高まっており、アナログ技術は重要性を増しています。当社はSoCとアナログIC両分野の優位性を維持向上させていくことにより、SoCを核としたソリューションビジネスを推進し、半導体市場におけるさらなる競争力向上を図ります。また、今後さらなる市場拡大が予想される光半導体においても一層の競争力強化を図り、北九州から世界に向けて技術情報を発信していきます。
本センターの概要
北九州工場の概要
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