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冷凍の魚介類や食肉を良質に解凍できるコンパクトな業務用解凍機の発売について

2003年7月11日

冷凍マグロを生マグロのように解凍し、ドリップを解消

真空マイクロ波解凍機「VMD−312TA」「VMD−312YA」

 当社は、冷凍で流通することの多いマグロなどの魚介類や食肉を、スーパーや飲食店で手早く良質に解凍できる業務用真空マイクロ波解凍機のラインナップを拡大します。
 昨年2月に発売した解凍容量10kgの製品に加え、今回新たに解凍容量5kgで狭い厨房にも設置しやすいコンパクトタイプの「解かして味せます(とかしてみせます)VMD−312TA」など2機種を製品化し、容量や設置スペースの条件に合わせ3機種から選択できるラインナップとしました。

 真空マイクロ波解凍機は、真空(減圧)下での表面冷却とマイクロ波による加熱を組み合わせ、食品の表面と内部の温度差を少なくしながら急速に解凍する当社独自の方式です。
 従来、冷凍マグロの解凍には温塩水などが用いられてきましたが、表面と内部の温度差で細胞が破壊されドリップが起こるなど品質低下の問題がありました。
 当社方式では、細胞を破壊せずドリップが発生しないため、うまみを損なわず食感も冷凍前の生の状態に近い良質な解凍が可能です。マグロ以外の魚介類や食肉、なども同様に解凍できます。

 新製品は、解凍前と解凍後の質量ロスもほとんどないので、食材を効率よく使うことができます。また、最大解凍量5kgを約45分で解凍できます。
 さらに、様々な食材の解凍にも対応できるような解凍選択キーを搭載しています。

細胞破壊の少ない急速冷凍された凍結品で解凍中ならびに解凍直後の場合。解凍後、時間が経過すると微量のドリップが発生します。

新製品の概要

新製品の概要

商品化の背景と狙い

 近年、冷凍技術の進歩はめざましく、世界中の食材が鮮度を維持したまま日本へ輸入されています。しかし、従来の解凍方法では、食材の解凍の際にドリップが発生して旨味が逃げてしまうため、調理前に品質が低下し、質量が減ってコストアップに繋がるなどの問題があり、冷凍食材を扱う現場では、「細胞破壊を起こさず急速に解凍できること」「食材の旨み成分であるドリップをほとんど発生させないこと」「部分的な集中加熱による食材の破損を発生させないこと」といった条件を全て満たす高品質な解凍技術が望まれていました。
 このようなニーズを受けて、当社は、「真空(減圧)冷却」と「マイクロ波加熱」を融合したハイブリッド解凍方式を採用した業務用解凍機を商品化し、2002年2月に市場に投入しました。
 現行機種は解凍容量が10kgの大型タイプですが、厨房のスペースに合わせた小型タイプを望む要望があったため、今回、解凍容量5kgの製品2機種を製品化するものです。

新製品の主な特徴

1. 当社独自の真空マイクロ波解凍技術(ハイブリッド解凍方式)
 真空(減圧)下での昇華現象による表面冷却と、マイクロ波による加熱をバランスよく繰返し、凍結物の表面と内部の温度差を少なくしながらスピード解凍する解凍方式です。
 表面と内部の温度差があると、氷の膨張で細胞が破壊されドリップが起こるなど品質低下の問題がありますが、当社方式ではドリップが発生せず良質な解凍が可能です。
 
2. コンパクトタイプ
 狭い厨房内にも設置でき、作業スペースを有効に活用できるコンパクトタイプです。奥行きは厨房機器の標準サイズに合わせ、高さと幅の条件から選べる2機種を製品化しました。
 
3. その他の特長
(1) 魚介類、肉類の専用キーとその他の解凍物選択キーを搭載しています。
(2) 解凍終了までのめやすの時間を表示します。
(3) 水を使用しないので衛生的です。また、真空状態で解凍するため、細菌発生を抑えます。
(4) 本体及び庫内にステンレス材を使用し、清潔で手入れがしやすくなっています。

新製品の主な仕様

新製品の主な仕様

お問い合わせ先

新製品に関するお客様からの
お問い合わせ先
家電機器社
HAクリエーション部
TEL 03(3457)3534


冷凍マグロの解凍方法による細胞比較写真


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