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モータ用ドライバICの新製品の発売について

2003年8月6日

正弦波コントローラと1パッケージ化し実装面積を20%削減

モータ用ドライバIC「TB6581H」

 当社は、エアコンなどの家電機器や産業分野に使用される三相ブラシレスモータを駆動するドライバICの新製品として、従来外付けされていたコントローラICと1パッケージ化することにより実装面積を当社従来比で約20%削減した「TB6581H」を商品化し、本日からサンプル出荷を開始します。

 新製品は、モータ駆動電流を正弦波で制御することにより、低騒音でモータを駆動できます。
 また、MCP(Multi-Chip Package)技術により、駆動電圧の異なる小信号(12V系)の正弦波コントロールIC*1と高耐圧(500V系)のドライバICの1パッケージ化を実現しています。
 パッケージには、放熱板(ヒートシンク)を付けた小型のHZIP25ピン*2タイプを採用しており、機器の小型化を図ることができます。

*1 正弦波コントローラ:三相ホールモータの駆動電流を正弦波とすることで、低振動・低騒音化を図る制御技術。
*2 HZIP:Heatsink Zigzak line Packageの略。

新製品の主な概要

新製品の主な概要

開発の背景と狙い

 エアコンなど家電機器に用いられる三相ブラシレスモータを駆動するコントローラICとドライバICにおいては、家庭での利用も多いことから、低騒音・低振動の制御が求められています。
 当社では、こうしたニーズを受け、モータメーカー・日本電産シバウラ株式会社の協力により正弦波コントロールICを開発するなど、低騒音・低振動駆動が可能なコントローラICを展開しているほか、ドライバICにおいても複数の大電力トランジスタをまとめて制御できるIPD(Intelligent Power Device)を商品化するなど、モータ用のキーデバイスを自社生産しています。
 今回、これらの製品を1パッケージ化することにより、実装面積を縮小し機器の小型化などを実現できる新製品を商品化するものです。

新製品の主な特長

1. 三相ホールモータを低騒音で駆動する正弦波制御用のコントロールチップと、出力段には高耐圧IGBT出力構造のSOIプロセスを採用したドライバチップを使用することで、高耐圧(500V)/大電流(2A)の正弦波コントロールドライバの1パッケージ化を実現しています。
   
2. 従来、正弦波駆動には、正弦波駆動コントロールICとドライブ回路を必要としましたが、この全回路を小型パッケージに封入することによって、モータを1パッケージで制御することができます。これにより、制御内蔵モータの小型・薄形化を図ることが可能です。
   
3. モータ駆動電圧をPWM(Pulse Width Modulation)で制御することで低消費駆動を実現します。
   
4. 進み角制御機能を内蔵しており、モータの回転数、負荷の変化した場合でも、高効率でモータを制御します。
   
5. 小型・低熱抵抗のHZIP25ピンのパッケージ(1.00mmピッチ)を採用しています。
   
6. 保護回路として過熱保護・過電流保護、電源監視保護を内蔵しております。

新製品の主な仕様

新製品の主な仕様

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お問い合わせ先
アナログ・ペリフェラル統括部 TEL 03(3457)3489


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