中国・香港・台湾地域での半導体事業統括新会社の設立について

2003年12月16日

 当社は、成長が著しい中国・香港・台湾地域での半導体事業のさらなる競争力強化を図るため、当地の現地法人を統括する新会社を設立し、2004年3月から業務を開始します。

 中国・香港・台湾地域は、2010年には半導体の世界市場の4割近くを占めると予測されており、当社は競合他社に先駆けて同地域における製造・販売・技術をスルーした事業統括機能を強化することにより、事業規模の拡大を図ります。
 新会社には、これまで日本で担ってきた地域事業戦略策定の意思決定機能を移管するとともに、当社半導体事業の地域代表機能を備えることで、現地市場の状況に応じた迅速な意思決定を行います。また、従来各現地法人が各々に行っていた市場調査、技術開発サポート、販売支援などの機能を統括会社に集中させることで、傘下会社の効率向上と競争力強化をめざします。

 当社はこれまで、同地域においては、1980年前後に台湾および香港地域で販売現法を設立するなど様々な体制強化を進め、5つの現地法人および関連会社を中心に事業活動を展開してきましたが、近年それぞれの地域経済が密接かつ複雑に結びついてきていることから、当該地域全体の総合戦略の策定を行う統括新会社を設立することにしたものです。

 新会社設立によって、当該地域での開発から製造、販売までを、新会社を中心として統一した地域事業戦略の下で展開することにより、当該地域のお客様のニーズにあった製品を迅速に提供する体制を構築し、市場対応力の強化につなげ、確固たる地位の向上、発展をめざします。

新会社の概要

会社名 未定
資本金 未定(出資比率予定:東芝90% 東芝中国社10%予定)
所在地 上海市浦東新区銀城東路101号 匯豐大廈
代表者 董事長兼総経理 鈴木 誠二郎(予定)
従業員 8名(スタート時)/20名(2004年度見込)
事業内容 中国・香港・台湾地域における半導体事業の統括


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