使いやすさを追求した顔照合セキュリティシステム「FacePass(R)」の新製品の発売について 2004年2月23日
当社は、顔照合技術を用いた認証で入退室を管理するセキュリティシステム「FacePass(フェイスパス)」の新製品として、最大9台までの装置をネットワーク接続して入退室情報の集中管理を可能としたほか、装置の小型化と一体化により設置性を大幅に向上するなど、利用する側、管理する側の双方に配慮した使いやすさを追求した「FacePass(フェイスパス)VU-R710A」を商品化し、4月1日から企業ユーザー向けに発売します。 新製品では、1台の装置(登録照合機)に登録した顔情報を、ネットワーク接続された最大8台の装置(照合機)に配信して共有化します。1台に登録して、顔情報の配信先で照明環境を学習させることで、合計9箇所での扉の認証を行なうことができるほか、1台の管理用パソコンから9箇所の入退室情報の集中管理を実現しています。 新製品に登録した顔情報、記録される顔画像履歴など個人特定ができる顔画像には個人情報保護の観点から特殊な暗号化処理を施しているので、より安全に運用することができます。
新製品の概要 <FacePass 本体>
<FacePass 関連ソフトウェア>
商品化の背景と狙い 企業や公共施設などにおけるセキュリティシステムに対するニーズの高まりを受けて、バイオメトリクス(生体)認証を利用したセキュリティ機器の市場規模は、順調に伸長することが見込まれています。このような中、当社は、2001年12月に発売した「FacePass(フェイスパス)」の販売を通してユーザーから寄せられたニーズを集約することで、利用する側、管理する側の双方に配慮した使いやすさを追求した新製品を商品化します。新製品は、今後2年間で8億円の販売を目標としています。 新製品の主な特長
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