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東芝から三菱電機へのパワー半導体事業の一部譲渡について

2004年6月17日

 三菱電機株式会社(執行役社長:野間口 有、以下三菱電機) と、株式会社東芝(代表執行役社長:岡村 正、以下東芝)はこのたび、東芝のパワートランジスタ事業の一部である大容量モジュール事業に関して、その大部分(自動車用途・高耐圧製品等を除く)の開発・設計・製造及び販売を三菱電機に譲渡することで基本合意に至りましたのでお知らせします。
 * 高耐圧製品:東芝 電力・社会システム社向け製品を含む
 三菱電機は、選択と集中の観点から、システムLSI事業・システムメモリ事業を株式会社日立製作所殿と共同で設立した株式会社ルネサス テクノロジに移管し、社内でのシナジー効果の高いパワー半導体および高周波光デバイスに集中して半導体事業を展開しております。とくにパワー半導体においてはインバータ制御機器市場の拡大をにらみ、強い競争力を持つモジュール事業を更に強化・拡大することが重要な課題となっております。三菱電機は家電品・産業機器等のインバータ制御機器や、ハイブリッドカーなどの新分野においてもIGBTを中心としたモジュール事業に注力しており、今回の営業譲渡により、両社の技術を統合し、モジュール事業の強化を加速できるものと考えております。
 * IGBT:Insulated Gate Bipolar Transistor
 東芝は、ディスクリート事業、システムLSI事業、メモリ事業の3つの大きな柱を有し、設計開発から生産までを垂直統合した企業(IDM:Integrated Device Manufacturer)として、幅広く半導体事業を行っています。その中でディスクリート事業は、03年度売上高が約2200億円で世界No.1シェアを有していますが、更なる事業強化を図るため、集中と選択を推進しています。ディスクリート事業の売上高のうち約40%を構成するパワートランジスタ分野では、今後市場拡大の見込まれるハイブリッドカー・電気自動車向けや、東芝に強みのあるPC・デジタルコンシューマ向けに経営資源を集中させることにいたしました。これにより、パワートランジスタ分野のうち大容量モジュール事業の大部分(ディスクリート事業の数%の構成比)については、三菱電機に営業譲渡することにしたものです。

 パワー半導体は、省エネ意識の高まりから、家電品・産業機器等のインバータ制御機器に加え、ハイブリッドカー・太陽光発電・風力発電等の新分野でも、世界的に着実な市場拡大が見込まれます。
 その一方で、欧米専業メーカーの追い上げにより、国内外市場において市場競争が熾烈になり、更なる選択と集中の加速による競争力の強化が生き残りの鍵となっています。
 両社はこれまで独自にパワー半導体事業を展開して参りましたが、それぞれの得意分野に集中することで、一層の競争力を発揮できるとの認識で両社の目的が一致し、このたびの基本合意に達したものです。
 今後、譲渡条件などにつき具体的協議を行い、2004年10月1日付けにて営業譲渡の予定です。


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