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圧縮オーディオCD再生用LSIの新製品について

2004年7月12日

業界初、「ATRAC CD」「MP3」に1チップで対応

TC94A60MFG

 当社は、音声圧縮技術を用いたオーディオ機器で主流となっているCDプレーヤ向けに、「ATRAC CD」「MP3」による圧縮音声を1チップで復元・再生できるマルチデコードLSIを業界で初めて商品化し、8月からカーオーディオやホームオーディオ向けにサンプルの提供を開始します。

 新製品「TC94A60MFG」は、音楽データなどを小容量化して多数保存できる圧縮オーディオの再生用LSIで、CD−Rなど汎用的な記録用CD媒体を用いたプレーヤ向けに、音楽CDの再生や圧縮音声のデコード、楽曲情報の管理など主要機能を1チップ化したものです。
 現在広く普及している音声圧縮方式「MP3」を用いたCDシステムに加え、音楽配信サービスなどで採用が進んでいる高音質圧縮方式「ATRAC3plus」を用いたCDシステム「ATRAC CD」に対応しており、両方式を採用した機器のシステムを容易に実現できます。

 当社では、これまで「MP3」「WMA」方式を用いたCDシステム用のマルチデコード製品を展開していますが、今回、「ATRAC CD」向けを含めたマルチデコード製品を投入し、ラインナップを強化します。
 今後当社では、CD以外の媒体に対応した製品や、3種類以上の音声圧縮方式に対応した製品も、市場ニーズに応じて商品化していく計画です。

オーディオメーカが自社向けに開発したものを除く。汎用品として初めて(本日現在)。

新製品の概要

新製品の概要

開発の背景と狙い

 近年、音声圧縮技術の改良や音楽配信サービスの拡大により、圧縮オーディオ対応機器が急増しています。特にCDプレーヤ型の機器は、記録媒体を入手しやすいこともあり、急速に成長しています。また、複数の音声圧縮方式が普及しているため、マルチデコードへのニーズも高くなってきています。
 これに加え、音声圧縮技術において、高圧縮・高音質化や、著作権保護への対応など様々な改良方式、新方式が登場し、これらに対応したオーディオ機器が製品化されています。
 昨年登場した「ATRAC CD」は、音楽配信サービスや長時間録音MDなどに採用されている高音質の圧縮技術「ATRAC3plus」と、著作権保護の仕組みを導入し、CD1枚で490曲の保存ができるなどの特長から、今後採用が進むものと見られます。
 こうした状況から、当社では、ATRAC CDを含めたマルチデコードに対応し、必要機能を1チップに搭載し、システムを容易に実現できる新製品を商品化するものです。

新製品の主な特長

1. 圧縮オーディオCDプレーヤに必要な、RFアンプ、デジタルサーボ、各種デコード、メモリをワンチップに集約しました。
   
2. 音楽CD再生のほか、「MP3」「ATRAC CD」対応CDの再生が可能です。
   
3. ディスクの解析やタグ情報、曲名や再生時間のデータを管理するなど、通常はマイコンを用いて実現する処理をDSPに内蔵し、システムの効率化を実現します。さらに、イコライザなど各種音場制御機能なども搭載可能です。
   
4. 音楽CDを再生するCDチップと圧縮音声を復元するデコーダチップをSiP(System In Package)技術で1パッケージに収めており、デコーダチップを入れ替えればMP3/WMAに対応したマルチデコード品(品番:TC94A54MFG)に変更が可能です。

本製品・サンプルの使用にあたっては、別途ソニー株式会社とのライセンス契約が必要です。

新製品の主な仕様

新製品の主な仕様

ATRAC3plus デコーダには、ATRAC3デコード機能も含まれます。
ATRAC3、ATRAC3plus、ATRAC CDはソニー株式会社の商標または登録商標です。
MP3、WMAは各社の商標または登録商標です。

お問い合わせ先

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お問い合わせ先
セミコンダクター社
システムLSI営業推進第一部
営業推進第一担当
TEL 03(3457)3423


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