DVD映像配信サービス“ひかりde DVD”トライアル開始について

2004年11月2日

世界で初めてFTTHとDVDレコーダーを組み合わせた映像配信サービス
東芝がネットワークダウンロード用のDVDレコーダーと著作権保護システムを開発
国内外の映画、アニメ、エンターテインメントなどの大手コンテンツホルダー会社が参加

株式会社パワードコム
株式会社東芝
東京電力株式会社

 株式会社パワードコム(本社:東京都港区、社長:中根滋 以下 パワードコム)、株式会社東芝(本社:東京都港区、社長:岡村正 以下 東芝)、東京電力株式会社(本社:東京都千代田区、社長:勝俣恒久 以下 東京電力)の3社は共同で、DVD映像配信サービス“ひかりde DVD”のトライアルを平成16年12月1日からモニター1,000名を対象に開始します。モニターの募集は、11月2日から、“ひかりde DVD”ホームページ(http://www.hikari-de-dvd.com)上で実施します。(詳細は別紙1のとおりです。)

 “ひかりde DVD”は、コンテンツホルダー各社が登録した映画やアニメなどの映像コンテンツに堅固な著作権保護を加えたDVDタイトルを、ユーザーが高速のFTTHネットワークを通じDVDレコーダー内のDVD-RAMディスクに書き込むことが出来る世界初のサービス(詳細は別紙2のとおり)です。期間内のみ視聴可能なレンタル方式に加えて、無期限に視聴可能なセル方式にも対応しています。このサービスの特長は、DVDレコーダーに標準に搭載されている「DVD-VR*1フォーマット」と「著作権保護技術CPRM*2」を利用しているところです。
 このトライアルでは、国内外のコンテンツホルダー19社が参加し、映画やアニメを中心に約300タイトルを提供する予定で、モニターの方々はご自宅にいながら様々なコンテンツをお楽しみ頂けることになります。トライアルに参加するコンテンツホルダー会社は別紙3のとおりです。

 このサービスの実現に向け、パワードコムはコンシューマ向けブロードバンドコンテンツ配信サービス「Powerbroad(パワーブロード)」、法人向け配信設備提供サービス「Powered Stream(パワードストリーム)」で蓄積したノウハウをベースに、当配信システムを構築するとともに、ユーザーの認証やサポート、コンテンツへの課金などの業務を担います。
 東芝は、当サービスに対応したDVDレコーダーの供給、および著作権保護技術CPRMのネットワーク対応を実装した著作権保護システムの構築・運営を担います。
 東京電力は、当サービスをより良い環境でご利用いただくためのネットワーク(占有型FTTHサービスTEPCOひかり)を提供します。

 本トライアルでは、FTTHネットワークとデジタル家電の接続によるユーザーの利便性や各種マーケティング分析の実施などの具体的な検証を行い、商用サービスの実現につなげて参ります。

*1: DVD-VR DVD-Video Recording
*2: CPRM  Content Protection for Recordable Media


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