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ポータブルタイプの3D超音波検査装置の発売について

2004年12月8日

材料、部品の内部欠陥を3次元の画像にできる非破壊検査装置

東芝 3D超音波装置「Matrixeye」
 
炭素繊維強化プラスチック内 層間剥離の画像化例

 当社は、ポータブルタイプの3D超音波検査装置「Matrixeye(マトリックスアイ)」を商品化し、本日より発売します。
 新製品は、作業現場に持ち運びすることが可能で、金属や樹脂といった材料で作られた部品の内部欠陥を3次元画像にして、検査や確認をすることができます。

 3D超音波装置は材料、部品等の内部欠陥を非破壊で検査する装置です。X線検査装置の場合、計測部位を2次元で映像化しますが、3D超音波装置は当社が独自で開発した超音波カメラ技術と画像化処理技術により、金属や樹脂といった材料で作られた部品の内部欠陥を3次元で画像化することが出来ます。
 超音波カメラに搭載された複数の超音波送受信用圧電素子により、内部欠陥からの数千の超音波エコーデータを取得し、これらの情報を画像化処理することで3次元の映像を実現しています。
 また、新製品は当社従来製品*1よりも、超音波を送受信するセンサーの数を64チャンネルに簡素化することで装置の小型化を図り、本体に10インチの液晶モニターを搭載することで、作業現場に持ち運んで使用できるポータブルタイプに仕上げています。さらに、新製品は並列高速演算処理回路を採用することで検査時間の短縮を実現しています。
 当社は新製品を市場に投入し、自動車部品業界やプラント業界などに販売することで、3D超音波装置の売上げ拡大を図っていきます。

*1: 従来製品の送受信するセンサーの数は256チャンネルです。

新製品の主な特長

1. 検査対象物の内部欠陥を3次元で画像化することが可能
 最大64個の超音波送受信用圧電素子を内蔵した超音波カメラを搭載しています。電子走査により収集した数千の超音波エコーデータを、当社が独自に開発した3D開口合成法(3D-Synthetic Aperture Focusing Technique)を適用して、内部欠陥を3次元で画像化します。
 
2. 持ち運びが可能なポータブルタイプ
 装置本体と超音波カメラだけで検査が出来ます。装置本体には演算機能、結果表示機能、データ保存機能等を搭載しています。また、当社従来製品よりも、超音波を送受信するセンサーの数を64チャンネルに簡素化することで装置の小型化を図り、本体に10インチの液晶モニターを搭載することで、作業現場に持ち運んで使用できるポータブルタイプに仕上げています。
 
3. 独自に開発した並列演算処理回路(SAFT Engine)の適用
 独自開発の画像化処理装置によりリアルタイムで、高速で検査が可能により、画像合成処理の高速化を図り、約1秒で内部欠陥を3次元で画像化可能です。
 
4. 酸化膜や樹脂部品の中の欠陥、剥離などの検出も可能
 これまでの非破壊検査手法では、検出が困難であった酸化膜や樹脂部品の中の欠陥、剥離検出が可能となりました。これは、欠陥からの多数の反射エコーを取り込み、その波形データから欠陥形状・位置を画像化することにより、高感度な欠陥検出が可能となったためです。(従来の一般的な探傷装置は、内部欠陥からの単一の反射エコーで判断しています。)

新製品の主な仕様

新製品の主な仕様
上記の仕様は、予告なしで変更することがあります。

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お問い合わせ先
電力・社会システム社
事業開発推進統括部
TEL 03(3457)3792


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