米国でのNANDフラッシュメモリ関連訴訟について

2005年7月12日

 米国レキサー社が、2002年11月に、同社のNANDフラッシュメモリ関連技術に関するトレードシークレットを当社が不正に使用した等と主張して提起した訴訟につき、7月8日(米国西海岸時間)、米国カリフォルニア州第一審(サンタクララ郡)裁判所は、レキサー社が当社及び当社米国子会社(Toshiba America Electronic Components Inc.)に対して求めていたNANDフラッシュメモリ製品の販売差止請求を認めないとする判断を出しました。
 当社は、これまで当該販売差止請求に根拠がないことを主張してまいりましたが、今回の裁判所の判断はかかる主張に沿うものであると考えます。

 なお、先般3月に出されました、損害賠償の支払いを命じた陪審評決につきましては、当社は、評決は不当であると考えており、引き続き当社の主張が認められるよう、あらゆる法的手段を用いてまいります。

 当社は、NANDフラッシュメモリ技術の発明企業であり、これまでその開発をリードしてきました。当社にとって、フラッシュメモリは当社が独自技術を有する戦略商品であります。当社は、引き続きNANDフラッシュメモリ事業を積極的に推進してまいります。


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