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第15回東芝グループ環境展の開催について

2006年2月23日

 本当社は、本日と24日の2日間、「地球温暖化の防止」をメインテーマに「第15回東芝グループ環境展」を本社ビルで開催します。当社の最新の環境保全活動や環境に配慮した製品や、ABS樹脂製と比較して、ライフサイクルでのCO2発生量を約30%削減できる植物プラスチックの技術など101テーマを展示して、これまでの活動成果と今後の取り組みを紹介します。

(当社の環境活動の取り組み)
 当社は、製品と事業プロセスの総合環境効率*1を2000年度を基準に2010年度までに2倍にする「環境ビジョン2010」を昨年3月に策定し、その目標達成に向けた具体的取り組みとして「第4次環境ボランタリープラン」を2005年度から推進しています。
 製品および事業プロセスの総合環境効率は2010年度の目標2.0に対し、2005年度は1.57に達する見込みで、目標達成に向けて順調に進んでいます。
 当社では2003年度から、製品の価値と環境への影響を指標化した環境効率の考え方を取り入れ、基準年度と評価対象年度の製品の環境効率を比較した指標であるファクター*2に基づき、環境効率の評価改善活動を推進しています。あわせてファクター*2を用いて製品の価値と環境への配慮を総合的に評価する独自の指標「ファクター*2T」を導入し、環境調和型製品の創出活動を行っています。また、2005年からは、製造から廃棄までの事業プロセスでもファクターを取り入れ、地球温暖化の防止、化学物質の管理、資源の有効活用を考慮した事業活動を実施しています。

(製品環境効率の向上)
 製品環境効率の向上を進める「ファクター*2T−Products」の対象製品群は、2004年度30製品群から2005年度は50製品群まで広がっており、環境調和型製品の2005年度の売上高比率は年度目標の10%をほぼ達成する見込みです。また、製品ファクター*2は2010年度目標2.2に対し、2005年度は1.68に達する見込みです。
 製品のRoHS対応については、本年7月から欧州での施行に先駆け、製品含有化学物質管理の徹底により、昨年9月、RoHS対応ノートPCを実現したほか、テレビ、クリーナ、MFPなど他の製品群においても本年3月までにRoHS対応を完了する予定です。

(事業プロセスの革新)
 一方、事業プロセスでは、2005年度実績としてエネルギー起源のCO排出量を29%(1990年度比)、同じくCO以外の温室効果ガス排出量を29%削減できる見込みです。現時点で、CO排出量は、第4次環境ボランタリープランで定める2010年度目標である25%削減(1990年度比)をすでに達成、またCO以外の温室効果ガスは2010年度目標である35%削減まで、あと6ポイントで到達しますが、今後も半導体や液晶などの事業の成長によるCO排出量の増加が見込まれており、引き続き省エネ施策を推進することで2010年度における確実な目標達成を図ります。
その他の取り組みも含め、事業プロセス環境効率の向上を進める「ファクター*2T−Process」は、2010年度の目標ファクター*21.2に対し、2005年度は1.14に達する見込みです。
*1: 環境効率とは、環境影響と製品の価値の両面からとらえるものです。
[価値]/[環境影響]で算出され、環境影響に対し価値が高ければ数値が大きくなり、環境効率が高いと評価されます。
総合環境効率とは、製品と事業プロセスを合わせた環境効率のことです。
*2: ファクターとは、評価対象とする製品の環境効率を、基準となる過去の製品の環境効率で割った値です。[評価対象製品の環境効率]/[基準製品の環境効率]で算出され、ファクターの値が大きいほど環境効率が改善されたと評価されます。


<<添付資料>>

1.第15回東芝グループ環境展
 2月23日(木)13:00〜17:00
 2月24日(金)10:00〜17:00
 会場: 東芝本社ビル39階多目的ホール

■ 主な展示の紹介
「環境調和型製品」コーナー

 製品ライフサイクル(調達、製造、流通、消費、廃棄)にわたり環境効率や資源生産性を高めた「環境調和型製品(ECP)」の最新事例を35製品群45事例紹介します。
 当社独自の環境効率指標「ファクターT」によって、テレビや蛍光ランプなどの暮らしを支えるコンシューマ製品からモーターなど社会インフラ向けの製品の環境効率をわかりやすく紹介します。平成17年度省エネ大賞受賞商品(9年連続受賞)で、当社従来製品と比較して消費電力量を64%削減したオープンショーケースのほか、植物性プラスチックを用いたリモコン筐体、モバイル機器向け小型ダイレクトメタノール形燃料電池などを紹介します。

事業プロセスでの「地球温暖化防止」コーナー
 クリーンルームに当社液晶工場初のボールルームを採用し、空調リターン階も工程として利用して、従来比(当社工場比較)1/2の省スペースを実現することで、従来比53%のCO2排出量削減を実現した新液晶ラインや、物流効率化によるCO排出量削減の取り組み、高効率(99%)インバータなど省エネに貢献する様々な製品やシステムを紹介します。

「環境技術」コーナー
 平成17年度の環境省「ダイオキシン類汚染土壌浄化技術確立調査」においてPCB汚染土壌処理技術として選定された「ジオスチーム工法」(土壌の間接加熱により汚染物質を揮発させ、揮発ガスを約1000℃の状態で水蒸気分解により無害化する技術)など、東芝の培った様々な技術を環境分野に展開した事例を紹介します。
この他「化学物質管理」「資源有効活用」「使用済み製品リサイクル」「環境ソリューション」「環境コミュニケーション」の各コーナーにおいて、グループ各社の活動やグローバルな環境コミュニケーションへの取り組みなどを紹介します。各サイトの環境報告書もご用意しています。

■ 講演会の概要
  2月24日(金)13:30〜15:00
 演題: 「温暖化時代〜ゆでがえるになってしまう企業、強く生き残る企業〜」
 講師: 環境ジャーナリスト、JFS(ジャパン・フォー・サスティナビリティ)共同代表
枝廣 淳子 氏
 内容: 究極の環境問題といわれる地球温暖化の防止に向け、これから進むべき方向性や企業に対する期待などについて、環境ジャーナリストの枝廣淳子氏にご提言いただきます。

2.植物由来プラスチックを用いたリモコン筐体を開発
 当社は今般、環境負荷の少ない植物プラスチックを用いたリモコン筐体を開発しました。従来のABS樹脂製と比較して、ライフサイクルでのCO2発生量を約30%削減できます。
 開発品に用いた樹脂は、三井化学株式会社と協力して開発した耐衝撃性を改善したもので、トウモロコシを原料として生産されるポリ乳酸を主成分としています。従来のプラスチックでは地下の石油由来の炭素を地表に移動させることになりますが、ポリ乳酸中に含まれる炭素はもともと大気中の二酸化炭素を固定化したものであるため地表の炭素を増やすことはありません。
 リモコン筐体には、落下などの衝撃が加わることを想定して、現在は耐衝撃性に優れたABS(アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン)樹脂が主に用いられています。ABS樹脂を開発品に置き換えることで、ライフサイクルでの二酸化炭素発生量を約30%削減できます。家電用のリモコンの場合、約50gの樹脂が使われており、ライフサイクルで発生する二酸化炭素の削減量は1台あたり約80gとなります。
 開発品は、成形性、耐衝撃性、耐熱性において基準を満足することを確認済みです。今後はリモコン付きの各種製品について、個別の仕様に合わせた製品化の検討を進めます。


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