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東芝とARC、コンフィギュラブル・プロセッサ技術の導入拡大に向け提携

2006年5月16日

 ARC International(以下、ARC) と株式会社東芝(以下、東芝)は、コンフィギュラブル技術導入の国内外での拡大を狙いとする戦略的提携契約を締結しました。この契約に基づいて、東芝はドラッグアンドドロップのGUIを使用して設計を行うためのツールとリソースの包括的セットを提供する ARCのARChitect プロセッサ・コンフィギュレータの複数年に渡るライセンスを取得しました。また、両社は、東芝が独自に開発したコンフィギュラブル・プロセッサMeP (Media embedded Processor) の設計をより容易に行うことができる次世代版ARChitectの開発も協力して行います。これらにより、コンフィギュラビリティのメリットをより多くのお客様にご利用頂けるようになります。

 東芝のメディア対応プロセッサの中核であるMePは、コンフィギュラブルで非対称の32ビット・マルチプロセッサ設計を可能にし、これをカスタマイズすることによって、急成長するデジタル・コンシューマ市場でビデオとオーディオの機能を統合する製品をはじめ、多様なメディア用アプリケーションをサポートできます。今後、両社でMeP用にカスタマイズするARChitectプロセッサ・コンフィギュレータを利用して、MePをベースにした次世代SoC 開発を推進していきます。

 フェニックスに本拠を置く独立系の半導体産業調査組織Semico Research社の創立者で社長のジム・フェルダーン(Jim Feldhan) 氏は、次のように述べています。「この東芝とARCの戦略的提携は、コンフィギュラブル・プロセッサ技術が半導体業界全体で、いかに急速に訴求力を拡大しているかを示す最新の動きです。 我々は、コンフィギュラブル・コアを組み込んだ SoCの年間出荷数が2010年までに10億ユニットに達すると予測しています。東芝やARCなどの活動や、コンフィギュラブル・コアの機能が最終デバイスの非常に高度な差別化を実現することが、この動向を促進する要因となっています。これは、コンシューマ製品の全体的な開発コストを低く抑えるのに非常に重要であり、価格に敏感な今日のマーケットにおける重要な成功要因になります。」

 東芝セミコンダクター社 システムLSI第一事業部 技監 兼 通信システムLSI事業責任者である村尾豊氏は次のように述べています。「多くのメディア指向アプリケーション分野で、お客様がコンフィギュラビリティに強い潜在的ニーズを持っており、東芝がお客様に多用途なプラットフォームを提供する必要があると確信しています。コンフィギュラビリティの業界リーダー間の提携によって、この使命の実現が促進されると考えています。」

 ARC Internationalの社長兼CEOであるカール・シュレヒト(Carl Schlachte) は、次のようにコメントしています。「コンフィギュラブル・プロセッサ分野での東芝との提携はARCの歴史の中で画期的な出来事です。わが社は、このような信頼できる関係を持てることを光栄に思っており、この提携がコンシューマ・エレクトロニクス業界に与える影響力に自信を持っています。この戦略的提携は、世界のトップ企業によるコンフィギュラブル技術採用の増加を裏付けるものです。東芝とARCは緊密な協力によって、お客様が未来のマーケットの要件に最適な半導体製品を使用して企業目標達成を成功できるよう支援していきます。ARCは東芝と協力して、このクラスで最高の関係を更に発展させることを楽しみにしています。」

ARChitectプロセッサ・コンフィギュレータについて
 ARChitectコンフィギュレータは、ARCコアのカスタマイズおよび周辺装置と他のIPとの統合を、ドラッグアンドドロップGUIを使用して簡単に行えるツールとリソースを包括的に提供します。このARChitectコンフィギュレータはまた、最終的なシリコン面積とメモリ容量の指針値を提供します。コア・レジスターのタイプとサイズ、アドレス幅および命令セット・オプションなどのコア内部の機能が含まれるだけでなく、 キャッシュのタイプとサイズ、インタラプト、DSPサブシステム、タイマーおよびデバッグ・コンポーネントなどコア回りの機能をコンフィギュレーションする機能があります。性能とダイ・サイズのトレードオフは短時間で実現されるため、最適なソリューションが実現されます。ARCコアは、常にARC以外の「固定アーキテクチャ」コアよりもサイズが小さく低消費電力です。

MePについて
 MePは、東芝独自開発のコンフィギュラブル・プロセッサであり、これによって設計者は、カスタム命令と埋め込みメモリ容量など、プロセッサ・コンフィギュレーションのカスタマイズを約100万の異なる組合せで行うことができます。このプロセッサは、チップ面積が小さく、低消費電力でかつ高速な処理を実現します。32ビットRISCプロセッサをベースにしており、デジタル・テレビやDVDレコーダなど大容量の映像やオーディオデータを処理する必要があるデジタル・メディア製品に適しています。

ARCについて
 ARC Internationalは、低電力・高性能の32ビット・コンフィギュラブルCPU/DSPプロセッサ・コア、サブシステム、リアルタイム・オペレーティング・システムおよび組込み系システム設計開発ツールで世界有数の企業です。ARCのコンフィギュラブルで拡張性の高いコアは、次世代のデジタル・メディアや消費者向けデバイス、コミュニケーション・デバイスの開発でお客様を支援し、低コスト、高性能のSoC製品をもたらします。

 ARC Internationalは米カリフォルニア州サンノゼ、英エリストリー、日本にオフィスを有する世界的企業。英国と米国に研究開発拠点を置いています。詳しくはARCのウェブサイトwww.ARC.comをご覧ください。ARC Internationalはロンドン証券取引所にARC International plc (LSE:ARK)として上場しています。

ARC International 日本オフィス
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