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第一化学薬品、東芝、東芝ホクト電子が電流検出型DNAチップを用いた体外診断薬の共同開発及び事業化について合意

2006年7月11日

国内初の医療用DNAチップの実用化を目指す

第一化学薬品株式会社
株式会社 東芝
東芝ホクト電子株式会社

 第一化学薬品株式会社(以下、第一化学薬品)、株式会社東芝(以下、東芝)及び東芝ホクト電子株式会社(以下、東芝ホクト電子)の3社は、東芝の開発した電流検出型DNAチップと第一化学薬品の持つ体外診断薬のノウハウを組み合わせてDNAチップを用いた体外診断薬の共同開発および事業化を行うことについて合意し、「DNAチップ共同開発及び事業化に関する基本的合意契約」を締結しました。

 第一化学薬品と東芝とは、2004年1月から電流検出型DNAチップの共同開発を行い、医療用DNAチップの製品化に向けての準備を進めてきました。このほど感染症および癌の遺伝子診断を対象分野とした体外診断薬の実用化に向け、各社の役割分担等を明確にした本契約を締結したことに伴い、まず、女性の子宮頸癌の原因であるヒトパピローマウイルス(以下、HPV)を型判別する体外診断薬の共同開発及び事業化に取り組みます。
 子宮頸癌は世界中の女性の癌による死亡の第二位となっておりますが、早期に発見されれば完治する疾患です。そのため予防・治療法の開発が進められており、製薬会社はワクチンの開発・治験を進めています。子宮頸癌の診療及びワクチン接種の効果を最大限に発揮させるためにもウイルス型判別のニーズが高まっています。このニーズに応えるため、第一化学薬品、東芝、東芝ホクト電子は、国内初となるHPVを型判別する体外診断薬及び医療診断用DNAチップの早期実用化を目指します。
 なお、DNAチップおよび測定装置の製造は、開発・サンプル製作に携わってきた東芝ホクト電子が行います。

ヒトパピローマウイルス(Human Papilloma Virus)子宮頸癌の原因となるウイルス。発癌との関連性が高い13のウイルス型が知られている。

東芝独自の電流検出方式について

 DNAチップとは、ガラスやシリコンの基板上に、複数種のDNA分子を固定したもので、試料中のDNAと結合するか否かを調べることで、試料中に目的のDNAが存在するかどうかを調べることができます。現在市販されているDNAチップの殆どは、レーザを照射し蛍光を測定する蛍光検出方式を採用しており、装置が大型で、チップも検査システムも高価格であるために、研究用途以外への普及を妨げる原因となっていました。
 東芝が開発した電流検出方式は、検出に光学系を必要としないため、検出部の装置構成がきわめて簡素になり小型化が容易です。操作が簡単、精度が高い、コストが安い、IT技術との融合が容易であるなどの利点があります。


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