薄型テレビ新製品「REGZA(レグザ)2000シリーズ」の発売について
2006年8月23日
「新メタブレイン・プロ」による質感の再現と素材感のある「ミニマルデザイン」
当社は地上・BS・110度CSデジタルハイビジョン液晶テレビの新商品として、「質感リアライザー」などの機能を新たに追加した映像処理システム「新メタブレイン・プロ」を搭載し、素材の質感をイメージさせる「ミニマルデザイン」を採用した「REGZA(レグザ)2000シリーズ」を発売します。「Z2000」「H2000」、「C2000」の3シリーズ計12機種を商品化し、本年9月中旬より順次発売します。
新製品「REGZA(レグザ)2000シリーズ」の新映像システム「新メタブレイン・プロ」は被写体の質感を画面上で再現するために「質感リアライザー」「ディテール・リアライザー」などの機能を新たに採用しています。「質感リアライザー」は、従来のテレビ*1では、背景が明るいために人の肌がくすみがちであったシーンでも、肌の色を明るく補正し、階調をより多くすることで、きめ細やかな肌の質感を再現します。また、白とびした輝度の高い部分の陰影を細かく表現することで、日光が反射した雪の質感などを再現できます。「ディテール・リアライザー」は画像の部分ごとにきめ細やかさを検出してシャープネスコントロールを行なうことで、同じ映像の中の滑らかな画像と精細な画像を高画質に再現することができます。
また、新シリーズは余分な装飾を取り除き、素材の質感を感じさせる「ミニマルデザイン」を採用しています。画面のフレーム部は光沢感を抑え、堅い質感を感じさせるマットストーンブラック色、スタンド部はアルミのような質感を表現したシルバー色を採用することで、落ち着いた高級感を表現しています。
「Z2000シリーズ」はフルHD(1920×1080画素)IPS液晶パネル*2の採用により、ハイビジョン映像を高精細に再現することができます。また、新たにハイビジョンコンテンツのビデオ・オン・デマンドが可能になったブロードバンド映像配信サービス「4th
MEDIA(フォースメディア)」に対応しています。
「H2000シリーズ」は300GBのハードディスク*3を搭載しており、地上デジタルハイビジョン放送を約28時間*4録画することができます。電子番組表から録画予約したい番組を選んで、決定ボタンを押すだけで簡単に番組録画ができます。
*1 |
当社 Z1000シリーズとの比較 |
*2 |
32Z2000はワイドXGAです。 |
*3 |
1GB=10億バイトで算出 |
*4 |
「ちょっとタイム」設定時間を30分、「今すぐニュース」で地上デジタル放送の60分番組をHDモードで登録しているときの目安 |
製品の概要
商品化の背景と狙い
現在、地上デジタル放送視聴可能地域が急速に拡大しており、2006年末には日本の8割強の世帯で地上デジタル放送の視聴ができるものと見込まれています。また、地上デジタル放送受信機器の普及も進んでおり、2006年末には約1,760万台、2008年には約5,000万台の出荷が見込まれています。(出典:JEITA)加えて、地上デジタル放送の普及や次世代DVDの商品化などにともない、「高画質な映像を楽しみたい」というニーズが益々増えてきています。
このようなニーズに対応するために、実物の質感を映像で再現することを目指した新映像処理システム「新メタブレイン・プロ」を搭載した「REGZA(レグザ)2000シリーズ」を発売することで、ユーザーの利便性の向上と当社の売上げの拡大を図っていきます。
新製品のおもな特長
《「REGZA(レグザ)」2000シリーズ」共通》
1. |
「新メタブレイン・プロ」搭載で高画質を実現
緻密感と立体感、階調連続性ある映像再現に加え、新たに被写体の質感の違いを再現する高画質化処理「質感リアライザー」などを採用しています。
(1) |
「質感リアライザー」
1シーンごとにヒストグラムを作成し、映像信号を構成する数百万の画素を補正することで色の陰影、濃淡などを鮮やかに表現します。
肌の質感を再現するとともに、雪のシーンなどの輝度の高い部分のわずかな白の違いや、夜の街並みの暗い画像などのわずかな黒の違いまで豊かに表現します。 |
(2) |
「ディテール・リアライザー」*
1シーンごとに画面の精細度をヒストグラム検出し、絵柄の精細度合いに応じて、青空のような滑らかさの表現が必要となる部分ではざらつきを抑え、きめ細かな絵柄の部分では精細感ある映像を表現します。
|
|
|
|
2. |
広視野角IPS液晶パネル*
178度の広視野角を実現するとともに、見る角度による輝度の変化や色調の変化の少ないIPS液晶パネルを採用しています。また、オーバードライブ回路による中間調映像における応答速度改善と、IPS方式の特長である各階調での応答速度のばらつきの少なさでさまざまなシーンで自然な映像を映し出します。なお、Z2000シリーズではデジタルハイビジョン放送のフレーム画素数と同じ1920×1080画素のフルHDパネルを採用することでハイビジョン映像を高精細に映し出します。
|
|
|
3. |
「ミニマルデザイン」
省スペース設置が可能な「ミニマルデザイン」を採用するとともに、視聴する際により画面に集中できるよう画面回りをマットストーンブラック色で構成しました。傷がつきにくい高硬度塗装を採用したマットストーンブラック色は硯(すずり)をイメージさせ、新規採用のアルミ質感のスタンドとあいまって落ち着いた高級感を出しています。 |
|
|
4. |
高級感と使い勝手の良さを兼ね備えたレグザリモコン
視認性と質感を高めた新規リモコンを採用しています。黒地ボタンに白文字で表記することで暗い場所でも見やすくなっています。また、BSデジタル放送と地上デジタル放送のダイレクトボタンも独立に配置、凹面形状の大型ダイレクトボタンの採用などの使いやすさも兼ね備えています。 |
|
|
5. |
HDMI端子を複数搭載
HDMI端子を「Z2000シリーズ」では3系統(1080p入力対応)、「H2000シリーズ」「C2000シリーズ」では2系統搭載しておりHDMIケーブル(別売)で接続すれば、HDMI端子搭載機器からのハイビジョン信号(映像・音声)をダイレクトに入力することができ、高品位な映像を再現できます。 |
|
|
6. |
J−Moss対応
資源有効利用促進法の改正に伴い、新たに日本工業規格(JIS)として制定されたJ−Moss*1に対応しています。対象6物質「鉛・水銀*2・カドミウム・六価クロム・PBB(ポリ臭化ビフェニール)・PBDE(ポリ臭化ジフェニルエーテル)」を全廃しています。
*1 |
J-Moss:Japan the marking for presence of the specific chemical substances for EEE(電子・電気機器の特定化学物質の含有表示制度) |
*2 |
バックライトに含まれる水銀は、J-Mossの対象外。 |
|
|
|
7. |
ファンレス静音設計*
回路の高効率化によって低消費電力を実現するとともに、熱構造解析による最適放熱設計で、送風音の気になる放熱ファンをなくしました。
|
|
|
8. |
省エネ
「REGZA(レグザ)1000シリーズ」に比べ年間消費電力で33%減(37Z2000)〜11%減(32H2000)の大幅な省エネを達成しています。 |
《「Z2000シリーズ」の特長》
1. |
ハイビジョンブロードバンドビデオ・オン・デマンド対応
Bフレッツ光回線を利用したブロードバンド映像配信サービス「4th MEDIA(フォースメディア)」に対応しています。新たに配信開始となるハイビジョンコンテンツのビデオ・オン・デマンドサービスにも対応しており、「Z2000シリーズ」では自宅にいる状態でハイビジョン画質の映画などを楽しむことができます。
* |
4th MEDIA(フォースメディア)は、株式会社オンラインティーヴィが提供する多チャンネル放送サービスの「4th MEDIAテレビサービス」と、NTTのグループ企業である株式会社ぷららネットワークスが提供する
ビデオ・オン・デマンドサービスの「4th MEDIAビデオサービス」等を提供するものです。
ビデオ・オン・デマンドで映画やアニメーションなど6,000タイトル以上の映像コンテンツを視聴できるビデオサービスのほか、テレビ、カラオケなどの各サービスを視聴できます。 |
|
|
|
2. |
ジェットスリットスピーカーシステム搭載
オーディオ専業メーカーのオンキヨー(株)と共同開発したジェットスリットスピーカーを搭載しており、切れの良い引き締まった音声を再現します。 |
|
|
3. |
LAN HDDハイビジョン録画機能
市販のLAN HDD*を接続し、LAN経由でのハイビジョン番組を録画することができます。録画、再生などの操作に加え、録画しながらその番組の再生ができる追っかけ再生機能も実現しました。
* |
接続確認済み機器については当社Webサイトhttp://www.toshiba.co.jp/product/tv/で順次公開します。 |
|
|
|
4. |
充実したネットワーク対応
(1) |
「DLNA対応」*1 |
|
DLNA対応サーバー機器とホームネットワーク(LAN接続)を構築することで、これらの機器の映像や写真などを再生することができます。
またDTCP/IPにも対応しているためデジタル放送番組の出力にも対応したDLNA対応サーバー機器と接続すれば、録画されたハイビジョン・デジタル放送番組を再生することも可能です。 |
(2) |
「新テレビdeナビ」機能 |
|
当社地上デジタルチューナー内蔵HDD&DVDレコーダー*2に簡単に録画予約ができます。
|
(3) |
“RI EX”オーディオコントロールシステム*3対応 |
|
“RI EX”対応AVアンプと接続すると、テレビのリモコンを使ってAVアンプの電源や音量をコントロールできます。本格的ホームシアターをあたかも内蔵システムのように便利に使えます。
*1 |
DLNA(Digital Living Network Alliance)とは、デジタル時代の相互接続性を実現させるための標準化活動を推進している団体です。デジタルメディアプレーヤーとして、DLNAの認証機関による認定を取得しています。 |
*2 |
接続確認済み機器については当社Webサイトhttp://www.toshiba.co.jp/product/tv/で順次公開します。 |
*3 |
“RI EX”オーディオコントロールシステムはオンキヨー株式会社製アンプで採用されています。 |
|
|
《「H2000シリーズ」の特長》
1. |
大容量300GBハードディスク搭載*1 |
|
業界トップ*2の大容量300GBハードディスクを搭載しており地上デジタルハイビジョン番組で約28時間*3の録画が可能です。また、お客様が交換可能なハードディスクユニットを採用しています。
*1 |
1GB=10億バイトで算出。 |
*2 |
2006年8月23日現在:ハードディスク内蔵デジタルテレビにおいて |
*3 |
「ちょっとタイム」設定時間を30分、「今すぐニュース」で地上デジタル放送の60分番組をHDモードで登録しているときの目安
|
|
2. |
多彩な録画機能 |
|
リモコンの録画ボタンからの録画、電子番組表からの録画予約に加え以下のような多彩な録画機能を搭載しています。
(1) |
「連ドラ予約」機能 |
|
番組を見ながらリモコンの「連ドラ予約」ボタンを押すだけで次回からその番組を自動的に録画予約します。
|
(2) |
「新・今すぐニュース」機能 |
|
放送時間を待たずにいつでもニュースを見ることができます。
|
(3) |
「新・ちょっとタイム」機能 |
|
番組視聴中に来客や電話があったとき、「ちょっとタイム」ボタンを押すだけで録画を開始します。用が済んだあとで「ちょっとタイム」ボタンをもう一度押すと録画を開始した場面から再生します。
|
(4) |
「Eメール録画予約」 |
|
パソコンや携帯電話、PDAからEメールで録画予約が可能です。携帯電話からはテレビサーフモバイルサイト*にアクセスすることで簡単に予約メールを送ることができます。
* |
テレビサーフとは東芝iバリュークリエーション事業部が運営するテレビ番組情報提供サービスです。(http://tvsurf.jp) |
|
|
別売オプション機器
新製品の主な仕様
*1 |
デジタル放送を480iに変換したアナログ信号が出力されます。 |
*2 |
JEITA基準の測定法に基づき映像メニュー「標準」で測定 |
*3 |
地上アナログ放送はiNETサーバー利用 |
* |
JEITAとは社団法人電子情報技術産業協会のこと。仕様内の音声出力表示はJEITAで定めた測定法に 基づいて測定したものです。 |
* |
iNETサーバーなど外部ネットワークを利用するには、別途インターネットサービスプロバイダーおよびブロードバンド回線業者との契約が必要です。 |
* |
放送や通信サービス(インターネットを利用した地上アナログ放送の番組表、その他の通信サービスなど)は、お客さまへの予告なしに、放送事業者や通信事業者などによって一時的に中断したり、内容が変更されたり、サービス自体が終了されたりする場合があります。あらかじめご了承ください。 |
* |
WOW、SRSと(●)記号はSRS Labs,Inc.の商標です。 |
* |
文中に記載されている会社名および商品名は、各社の商標または登録商標です。 |
*1 |
「ちょっとタイム」設定時間を30分、「今すぐニュース」で地上デジタル放送の60分番組をHDモードで登録しているときのEPモード録画での目安 |
*2 |
デジタル放送を480iに変換したアナログ信号が出力されます。 |
*3 |
JEITA基準の測定法に基づき映像メニュー「標準」で測定 |
*4 |
地上アナログ放送はiNETサーバーあるいはADAMS利用 |
* |
JEITAとは社団法人電子情報技術産業協会のこと。仕様内の音声出力表示はJEITAで定めた測定法に基づいて測定したものです。 |
* |
iNETサーバーなど外部ネットワークを利用するには、別途インターネットサービスプロバイダーおよびブロードバンド回線業者との契約が必要です。 |
* |
放送や通信サービス(インターネットを利用した地上アナログ放送の番組表、その他の通信サービスなど)は、お客さまへの予告なしに、放送事業者や通信事業者などによって一時的に中断したり、内容が変更されたり、サービス自体が終了されたりする場合があります。あらかじめご了承ください。 |
* |
WOW、SRSと(●)記号はSRS Labs,Inc.の商標です。 |
* |
文中に記載されている会社名および商品名は、各社の商標または登録商標です。 |
*1 |
デジタル放送を480iに変換したアナログ信号が出力されます。 |
*2 |
JEITA基準の測定法に基づき映像メニュー「標準」で測定 |
*3 |
地上アナログ放送はiNETサーバー利用 |
* |
JEITAとは社団法人電子情報技術産業協会のこと。仕様内の音声出力表示はJEITAで定めた測定法に基づいて測定したものです。 |
* |
iNETサーバーなど外部ネットワークを利用するには、別途インターネットサービスプロバイダーおよびブロードバンド回線業者との契約が必要です。 |
* |
放送や通信サービス(インターネットを利用した地上アナログ放送の番組表、その他の通信サービスなど)は、お客さまへの予告なしに、放送事業者や通信事業者などによって一時的に中断したり、内容が変更されたり、サービス自体が終了されたりする場合があります。あらかじめご了承ください。 |
* |
WOW、SRSと(●)記号はSRS Labs,Inc.の商標です。 |
* |
文中に記載されている会社名および商品名は、各社の商標または登録商標です。 |
*1 |
デジタル放送を480iに変換したアナログ信号が出力されます。 |
*2 |
JEITA基準の測定法に基づき映像メニュー「標準」で測定 |
*3 |
地上アナログ放送はiNETサーバー利用 |
* |
JEITAとは社団法人電子情報技術産業協会のこと。仕様内の音声出力表示はJEITAで定めた測定法に基づいて測定したものです。 |
* |
iNETサーバーなど外部ネットワークを利用するには、別途インターネットサービスプロバイダーおよびブロードバンド回線業者との契約が必要です。 |
* |
放送や通信サービス(インターネットを利用した地上アナログ放送の番組表、その他の通信サービスなど)は、お客さまへの予告なしに、放送事業者や通信事業者などによって一時的に中断したり、内容が変更されたり、サービス自体が終了されたりする場合があります。あらかじめご了承ください。 |
* |
WOW、SRSと(●)記号はSRS Labs,Inc.の商標です。 |
* |
文中に記載されている会社名および商品名は、各社の商標または登録商標です。 |
新製品についての
お客様からの
お問い合わせ先 |
テレビ事業部
TV国内営業部 |
TEL 03(3457)8344 |
商品情報掲載ホームページ |
http://www.regza.jp/ |
|