拡張性と省スペースを両立したIAサーバ「MAGNIA(マグニア)」新製品の発売について

2007年1月29日

容積を従来比30%削減し、
SOHO/小規模オフィスへの設置が さらに容易に

MAGNIA LiTE40S

 

 当社は、IAサーバ「MAGNIA」の新製品として、1wayタワー型サーバ「MAGNIA LiTE40S」を商品化し、本日から営業活動を開始します。

 1wayタワー型サーバはSOHOや小規模オフィスを中心に、部門サーバなどとして用いられていますが、需要が拡大するにつれて、拡張性を維持しつつより小さいスペースで使える製品へのニーズが高まっています。
 新製品は、従来機種「MAGNIA LiTE32S」に対して、本体容積比で約30%削減し、さらに省スペース化を実現しました。一方、HDDを最大4台、光学ドライブ、テープ装置が各1台内蔵でき、拡張性を十分確保しています。
 また、CPUは「デュアルコア インテル(R) Xeon(R) プロセッサー3040」または「インテル(R) Pentium(R)4プロセッサー651」の2種類から選択できます。なお、ディスクシステムの信頼性を高める当社独自開発のSATA II対応オンボードRAIDを標準装備しています。

 当社は、新商品の投入により1wayの小規模サーバにおいて、拡張性を十分確保しつつ市場の省スペースに対するニーズにも対応し、売り上げ規模拡大を図っていきます。

新製品の概要

新製品の概要
*1 本体およびCPU(インテル(R) Pentium(R)4 プロセッサー 651)×1、メモリ(512MB)×1、HDD(80GB)×1による構成の価格です。OSの価格は含まれません。据付調整費、使用済み商品のお引取り費などは含まれておりません。
*2

1GBは10億バイト換算値です。1GB=1024×1024×1024バイト換算のものとは、表記上同容量でも実容量は少なくなりますので、ご注意ください。

新製品の主な特長

1.

コンパクトな筐体に十分な拡張性を装備

   従来機種「MAGNIA LiTE32S」に対して、容積比で約30%削減し、省スペース化を実現しました。このコンパクトな筐体にHDDを最大4台、光学ドライブ、テープ装置が各1台内蔵できます。拡張スロットには、PCI-Express x8スロット、PCI-Express x4スロットを各1本、5V PCIスロットを2本装備しています。
   
2. 「デュアルコア インテル(R) Xeon(R) プロセッサー 3040」を搭載可能
   CPUは「デュアルコア インテル(R) Xeon(R) プロセッサー 3040」または「インテル(R)Pentium(R)4プロセッサー651」の2種類から選択できます。
 「インテル(R)CoreTM マイクロアーキテクチャー」をベースとした「デュアルコア インテル Xeon プロセッサー 3040」は、2MBのL2キャッシュを搭載し、マルチスレッド対応アプリケーションの性能向上に貢献します。また「インテル(R)64テクノロジー*1」にも対応し、64ビット環境へのスムーズな移行ができます。
*1 インテル(R) 64 テクノロジーを利用するには、インテル(R) 64 テクノロジーに対応したOS、ドライバ、アプリケーションが必要となります。
   
3. RAID 5、RAID 10に対応したオンボードRAIDを標準装備
   バックグラウンドでのメディアエラーの自動修復、リビルド時間の短縮などを実現し、ディスクシステムの信頼性を高める当社独自開発のSATA II対応オンボードRAIDを標準装備しました。最大4台の内蔵HDDに対して、RAID 0、RAID 1に加え、RAID 5、RAID10にも対応し大容量RAID構成が構築できます。ホットスペア機能にも対応し、高い可用性を提供します。
   
4. 高速、大容量のSATA II/300 HDDを採用
   転送速度を向上、複数コマンドを効率的に処理するネイティブコマンドキューイング機能に対応したSATA II/300 HDD(80GB、160GB、250GB、500GB)を最大4台搭載できます。500GBのHDDを使用した場合、最大で2TBの大容量ストレージとして使用できます。
   
5. PCI Expressスロット、ギガビット・イーサネット対応LANを標準装備
   周辺機器との接続においてデータの高速転送を実現するPCI Expressスロットを2本標準装備しています。PCIスロットと合わせ柔軟なシステム構成が可能です。また1000BASE-Tに対応したLANポートを標準で装備。オプションのLANカードとあわせてAFT/ALB*1による冗長構成もとれます。  
*1 AFT (Adapter Fault Tolerance):LANの二重化
ALB (Adaptive Load Balancing):複数のLANポートを使用して送信帯域幅を向上させる機能
   
6. 小規模オフィスのファイル/プリントサーバに最適なセットモデルを用意
   本体にインテル(R)Pentium(R)4プロセッサー 651、1GBメモリ、80GBのHDD2台、CD-ROMおよびキーボード・マウスを組み込んだセットモデルを用意しました。オプション製品を追加で購入する必要がなく、すぐに活用できます。
 HDDにはRAID1が設定され、Microsoft(R) Windows ServerTM 2003 Standard Editionもプレインストール済ですので、RAID設定やOS設定の手間を省くことができます。また、312,900円(標準価格,税込)[298,000円(税抜)]と、同じ構成を標準モデルで個別に手配した場合よりお求め安い価格となっています。
セットモデルには本体同時購入用オプションは装着できません。本体同時購入用オプションを使用する場合は標準モデル(BS/W3/W32/W6)を選択ください。詳細はハードウェア構成ガイドをご覧ください。
   
7.

システム管理者の負担を軽減する「HarnessEye/web」を標準添付

   Webベースで運用状況を監視するサーバ監視ソフト「HarnessEye/web」を標準添付し、遠隔地の管理者端末から複数のMAGNIAサーバの障害情報やパフォーマンスをブラウザ上で監視可能とするなど、システム管理者の負担を軽減できます。
   
8. インストールや初期設定が容易
   OS「Microsoft(R) Windows ServerTM 2003」、「Microsoft(R) Windows ServerTM 2003 x64 Edition」のインストールや初期設定を対話形式のGUI画面で行えるサーバ設定支援ソフト「Setup Instructor(セットアップインストラクター)」を標準添付し、スムーズなセットアップができます。

お問い合わせ先

新製品に関する
お客様からの
お問い合わせ先
サーバ・ネットワーク事業部 TEL 03(3457)3019
E-Mail pcserver@ieg.toshiba.co.jp
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URL http://www.magnia.toshiba.co.jp

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