放送システム事業の連携強化を目的とした資本提携について

2007年7月24日

両社の技術力を生かし、放送用映像制作・編集システム事業を強化

株式会社 東芝
池上通信機株式会社

 本日、株式会社東芝(以下、「東芝」)と池上通信機株式会社(以下、「池上通信機」)は、事業提携関係の強化を目的とした資本提携に合意しました。池上通信機が本日決議した第三者割当による新株式発行に関して、東芝が全額引き受けることで、東芝は池上通信機の株式の約20%を所有し、同社の筆頭株主となります。今後、必要な手続を経て、8月末を目処に最終契約を締結する予定です。

 東芝と池上通信機は、4月9日にフラッシュメモリをキーコンポーネントとした放送用映像制作・編集システムに関する事業提携契約を締結しました。この事業提携に基づき、来年4月の販売開始を目標に、記録媒体としてフラッシュメモリを採用した放送業務用カメラ、レコーダー等を共同で開発しています。また、収録からアーカイブまでの全てをカバーする新世代のテープレス映像制作・編集システムに関して、両社共同でコンセプト提案と受注活動を行っています。これらの協同の事業活動を行う中で、両社の放送システム事業のさらなるシナジー効果の追求と事業拡大を図るためには、もう一段の関係強化が不可欠であるとの認識に至り、今般の資本提携を行うこととなりました。

 今回の資本提携によって、両社は、効率的、かつ積極的な拡販連携、共同開発の加速、量産体制の構築を図り、事業提携関係を強化、加速することで、放送用映像制作・編集システム分野での事業拡大を目指していきます。

池上通信機の第三者割当増資の概要

(1) 発行株式数 普通株式14,572,000株
(2) 発行価額

1株につき金 169円

(3) 発行価額の総額

2,462,668,000円

(4) 払込期日

2007年9月28日(金)

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